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栄区上郷地区の開発計画、その後の動きはどうなった?(前編)

ココがキニナル!

栄区上郷にて大規模な都市開発計画があるそうです。自然が豊かな地区であるだけに、住民の反対も強いようです。現状について調査頂けないでしょうか(洩矢諏訪子の兄さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

今年6月に予定されていた東急建設からの事業提案が、間もなく行われる模様。今回の「前編」では、昭和後期からはじまった開発の歴史を振り返る。

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ライター:河野 哲弥

「上郷開発」の歴史-その1

(続き)

翌年になると横浜市は、これと平行し東急建設などの開発業者へ、道路整備に向けた協力を呼びかけている。


道路局の資料抜粋、かなり具体的な指示が出ているように思える


この部分だけを見ると、横浜市が先行して盛土構造の道路を造り、その周辺の整備を業者に通知したように思える。
その後、東急建設から横浜市へ正式な開発許可申請が出されたのは、1992(平成4)年のことになる。ところが市は、「社会経済情勢の変化に伴い具体的な進展に至らず」として、許可を出さなかったのだ。


さらに1996(平成8)年になると、追い打ちをかけるように、「神奈川県土地利用調整条例」が施行された。これにより、原則1ヘクタール以上の市街化調整区域では、住宅開発は認められないことになった。

ちなみに市街化区域とは、都市の周辺のような「街の一部として捉えてもよい」区域のことで、ここでは住宅整備などの開発が認められている。
一方、市街化調整区域とは、まだ「市街地とそれ以外の区域との調整を行う
区域のこと。
当時、東急建設を中心に地権者らが所有していた約33ヘクタールの土地は、後者にあたる市街化調整区域であったため、同社の開発のめどは立たなくなってしまったのである。



「上郷開発」の歴史-その2



「上郷開発」が再び動き出すのは、2002(平成14)年、都市計画法の改正により「都市計画提案制度」が創設されて以降になる(施行は翌年)。これにより、地権者が自らの土地について、開発の提案を行えるようになった。

東急建設は2007(平成19)年、この制度を利用して、出口の見えない開発問題の解決を図ろうとした。ところが皮肉にも、歴史は繰り返されてしまうのである。
 


横浜市が整備を要請していながら、否決という結果に


今度の追い打ちは、2009(平成21)年に行われた、市街化調整区域の見直しになるだろうか。もし、市街化調整区域から市街化区域への変更が認められていれば、「神奈川県土地利用調整条例」の適用外となる可能性があった。開発は可能だったかもしれない。
しかし、引き続き市街化調整区域のままとなり、次回の見直しがある2015(平成27)年まで、原則として開発はできないことになった。



「上郷開発」問題の論点

このような状況の中、東急建設は本年1月、横浜市へ「都市計画提案に関する事前相談書」を提出。また、開発地域の地権者は同3月、緑地保全も含めた東急建設の計画案を評価した上で、『上郷猿田地区都市計画提案の推進について』という陳情書を、地権者すべての署名と共に林横浜市長に提出した。
これに対し、横浜市は3月、同社に対して「都市計画提案に関する事前相談書に対する助言書」を東急建設に提示した。
 


東急建設としては、3回目の提案になる


昭和後期からの一連の流れを見ていくと、「上郷開発」には、疑問に感じる点がいくつかある。その主だったものについては、以下のようになるだろうか。

■横浜市に対しての疑問
なぜ道路局は、東急建設の計画を知りながら、道路工事を先行してしまったのか。また、具体的な協力要請は、開発計画の実質的な認可にはならないのだろうか。道路を盛土構造に変更したということは、開発に前向きであったはずなのに、最終的に否決した理由が不鮮明である。

■東急建設への疑問
過去2回に渡り、横浜市から水を向けられてはあっさり否決されてしまった経緯について、どう感じているのか。また、今回の提案内容で、今までと違っている点は何なのか。

■反対派への疑問
地元は道路建設を要望していたし、地権者は開発に賛成している。「上郷開発から緑地を守る署名の会」が集めた署名とは、誰の何に対する反対なのだろう。同地区の自然に指1本触れるなという主張をしているのだろうか、それとも妥協の余地はあるのだろうか。

次回、これらの疑問を一挙に解決する予定。引き続き注目してほしい。


―終わり―
 

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  • 田中慶秋法務大臣(戸塚区)が暴力団と付き合いがあったという報道がなされている(週刊新潮)。失脚は必至と思われる。上郷開発の地上げに活動したのが、東急建設のダミーであった松里㈱(上郷開発㈱と改称、倒産)。地元市議のT氏も東急建設の尖兵だった。調べてみると、指摘されている暴力団S氏(仮名)は地上げに活動した一人Y(実名)と推定される。開発申請当時東急建設から市議に300万円がわたっていた。後に上郷開発につながっていく港南台9丁目の開発をめぐって彼らの間で数千万円が動いていた事実も分かっている。この時には市議T氏は2000万円を受け取っている。住友信託銀行がこの土地に300億円(融資金額全体はは530億円)の根抵当権を設定していたことも忘れるべきではない。上郷開発計画はバブル時代にあって横浜市道路局を巻き込んで闇の中で熟成されていったのである。

  • この地域の実質的な地権者は東急建設です。買収した土地が農地であるため県の農地転用を得られず、所有権移転が不能となって今も仮登記のままです。バブルがはじけて計画が頓挫したこともあって、開発条件とされた舞岡上郷線整備も行われず、応急修理は行われたものの舞上線は20年近く仮設のまま危険な状態です(現在も仮設状態)。都市計画法の改正により市街化に線引変更の提案が出来るようなり、東急建設が新たに提案した線引変更を含む都市計画提案の内容は、円海山に連担する樹林地を破壊するなどの理由で認められませんでした。東急は横浜市の意向を汲んだ別の提案をせよ、ということでしょう。なお舞上線を盛土構造にしたのは、環境への影響を低減するためでなく、土地利用が開発に適したものにするため地権者の要求により高架構造からの設計変更を行ったものです。時代は移っても横浜市の開発志向は一向変化なし。第二弾の企画に期待しています。

  • このレポートだけ読むと、市の長期的ビジョンの欠落、指導力の欠如だけが印象に残ります。個人的には上郷は今のままくらいで良いのかな?と思いますが。だけど環状4号の拡張だけは期待しています。

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