新しい街の古きを温めて。はま旅Vol.96「恩田編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第96回は、こどもの国線唯一の中間駅「恩田」。道行く人は口を揃えて「何もないよ」という。本当に何もないのか、何があるのか果たして・・・
ライター:ほしば あずみ
幸福に空腹は満たせるか
1990(平成2)年に恩田町から独立したというあかね台。歴史が新しいぶん、景観への意識が高いのだろうか、家の外観やシンボルツリーに統一感があり、美しい街並みを形成している。
同時に、畑作もさかんなようだ
宅地として開発される前からのものなのだろうか、田畑も点在している。
もう畑のネギをかじって飢えをしのぎたい衝動を抑えながら進むと
広々とした公園に至った
ここは熊の谷(くまのやと)公園という、あかね台で一番大きな公園なのだそう。小さな公園だと禁止されがちな、ボールあそびや犬の散歩もできる充分な広さがある。
と、公園の向かい側、視界になんだか素敵な店構えが映った。
マンションの1階部分に木のぬくもりが
食事はできるだろうか。どうか「お洒落な外観の美容室」じゃありませんように・・・と近づいてみると、店名は「neoCAFE」。
どうやら、アジアン雑貨販売とカフェが併設された癒しの空間のようだ。迷わず入店。
するとそこは、思った以上に癒しの空間だった。
癒しのアジアン雑貨とカフェスペースとドッグラン
充実のカクテルメニュー
幻だったはずのドッグカフェが今目の前に・・・
neoCAFEは3年前にオープン(駅前の閉店したドッグカフェとは無関係)。
もちろんワンちゃん連れでなくても、体に優しく美味しいこだわりメニューを楽しめる。
人間だけでも楽しんだ。ハンバーガー、ホットドッグそれぞれ420円。コーヒー400円
ランチタイム(11:00~15:00)の充実したごはんメニュー、ティータイム(15:00~)のパンケーキ、
夜(18:00~)のお酒と楽しむおつまみはどれもとても美味しそう。
ランチメニューの一例 スープ、サラダ付1000円(画像提供:neoCAFE)