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横浜市内に点在する杉山神社を全社制覇!vol.3

ココがキニナル!

横浜にはいたるところに杉山神社があり、「杉山神社」「杉山社」の名前で宗教法人登録されているだけで35社もあるそうです。とりあえず全部の杉山神社を回ってみませんか?(べいさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

今回は保土ケ谷区・旭区の杉山神社を調査。この分布域に見られる特徴は、歴史的背景に由来するもの?それは杉山神社の謎を解くヒントになるのか。

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ライター:ほしば あずみ

帷子町の杉山社(西久保町)


 


1994(平成6)年建立の白い鳥居


まずは、西久保町の杉山社。保土ケ谷駅から徒歩8分ほどの、東海道(国道一号線)沿いにある。祭神は五十猛命(いたけるのみこと)。
 


境内には、1852(嘉永5)年奉納の燈籠、1806(文化3)年奉納の手水鉢などがある

 


保土ケ谷本陣を代々務めた苅部清兵衛(かるべせいべえ)の名が燈籠の奉納者の筆頭にあった


西久保町、仏向町、川島町の3社は西久保町の円福寺が別当だったが、寺には何も残っていないという。唯一、移転した仏向町の杉山社が元あった場所に、“円福寺”の字がある3基の石塔がある、と円福寺の木下住職から伺う事ができた。
 


鉄道が通る前は現在のJR横須賀線の線路上に位置していたという円福寺

 
 
 

丘の上の杉山神社(星川)


 
星川の杉山神社は、相鉄線星川駅から徒歩10分。急坂を上ってたどり着く。『武蔵風土記』では「下星川村の杉山社」である。
 
「住宅地とし開発される前、ここは重箱山(じゅうばこやま)と呼ばれる切り立った山でした。杉山神社は海から灯台代わりの目印にもなり、鳥居越しに海から昇る日の出も見えたんです」と話す平岡宮司。
 


娘さんが大学の卒論で杉山神社を取り上げ、一緒に全杉山神社をまわったそうだ

 


関東大震災の被害に伴い鳥居と社殿前を改修し、スロープでバリアフリー化した

 


震災前の鳥居は1851嘉永4)年の銘がはいっていたという

 
付近の「明神台」という地名は「杉山明神」にちなむもの。宅地造成に伴う調査では1700年前(弥生~古墳時代)の住居跡などの遺跡も出ており、古い土地である事がうかがえる。

 
江戸時代後期の観光誌『江戸名所図会』では、この杉山神社が式内社である「都筑郡の杉山神社」だと紹介している。祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。

 


境内のパネルには江戸名所図会に描かれた杉山神社が