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横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.24 桜木町ぴおシティ商店会で昭和の香りが残る創立時からあるお店めぐり

ココがキニナル!

「ゴールデン文具」の書道教室で書道体験、和菓子屋「もみぢ」で団子を食べ、立呑処「はなみち」でお酒とおつまみを堪能! 歴史と人情を感じ温まった!

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ライター:伊東じゅん

・・・とその前にちょっと寄り道



5階に平出さんからゴールデン文具が主催している書道教室があると聞き、のぞいてみることに。
 


ゴールデン文具主催書道教室(守玄齋<しゅげんさい>はゴールデン文具の屋号)


書道教室なので、粛々とした雰囲気のなか、みなさん静かに黙々と筆を動かしているのでは、と思いきや・・・
 


優しくなごやかに迎えてくれる生徒のみなさん


ほのぼのした雰囲気に緊張もとれ、自然に輪に入ることができた。
県内だと厚木、ほかには都内、千葉の市川から通っている方もいるそう。みなさん本当に和やか。

そして、先生のご厚意で書道を体験させていただくことに。
 


優しくご指導してくださった、佐藤芙蓉(ふよう)先生


まず、墨をするところから。直線的な動きですらず、小さな円を描くようにするのがコツ。すずりから立ちのぼる墨の香りに、心が安らぐ・・・。
 


優しく丁寧にする
 

墨をすり終えたら、いよいよ本番。今年が「午年」ということで、お手本として書かれた馬の絵を半紙の下に敷き、上からなぞる。筆に入れる力の加減で線の太さが変わるので、筆運びの練習になるのだそう。
書道は中学生以来の伊東。持ち方ってどうだったっけ? としばらく悩みながら筆を入れる。
 


無心で書き続ける


「はね」「払い」「止め」など基本の書き方に注意して絵をなぞるだけだが、意外と難しい。
 


真剣


黙々と書き続けること10分。完成。
 


ふぅ~、またしてもいただいたお茶がうまい

 
絵の下のほうに行けば行くほど、柔らかい印象になるのがいい仕上がりなんだそう。しかしながら伊東の馬は・・・
 


ダイナミ-ックッッ!!!
 

凛々しいが下の方が重い印象で、ちょっと堅苦しいね、と佐藤先生から優しくダメ出しをいただく。自分の性格を指摘されているようでちょっと恥ずかしい。

年配の方が中心の生徒さんたちに、楽しく集って、ゆったりとした時間を過ごしてもらえるようお手伝いをしたいんです、と佐藤先生。
 


ゆったりと流れる時間に心も穏やかになる


自分で書いた作品は500円以内で色紙にしてもらえる、とのこと。記念にしようと思い、再び3階のゴールデン文具へ。

受付で「色紙にしたいのですが・・・」と言うと、「上手に出来たじゃない!」と声を掛けていただきすっかり上機嫌に。

 

早速作業を始めるスギヤマさん
 

説明をしてくださる、ヤナギハラさん
 

水を吹きかけて
 

圧を掛ける

 
熱が約100度、圧力は300kgくらい。これを2回繰り返し、色紙に貼ると・・・
  


色紙の完成!!


違う人の作品では? と思うくらいにみちがえり、きれいな仕上がり。
今年一年、よろしくお願いします。お馬様。

ここで472円(色紙代50円)のお支払い。残り528円!