激ウマ定食にステーキ、うどんとカレーライスのセットまで! 横浜駅周辺でワンコインランチが食べられるお店を調査!
ココがキニナル!
駅周辺でワンコインで食べられるお店はどこ?(takedaiwaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「平助」の激安ボリューム定食・「池田屋」の稲庭風うどんとカレーライスセット・「ベジテーブル」のステーキとパスタをご紹介。
ライター:井上 こん
【池田屋】ハマの生き字引き特製カレーライス&稲庭風うどんが旨い!
きた西口より1分ほどにある「狸小路」。ここは飲み処が並ぶいわゆる飲み屋横丁。
「狸小路」だなんて、なんだか妖怪の類でも出てきそうだ。その狸小路の入口、というか出口というか・・・とにかく端っこにあるのが小料理屋さんの「池田屋」。
創業のころからそのままの店内
創業39年。日本全国の名酒が魅力。いや、訂正。ここの魅力は間違いなく店主の池田さん。「いらっしゃい! うどんとそば、どっちにする?」と人たらしな笑顔で迎え入れてくれる。
店主の池田さん
11時から14時30分まで提供されるランチメニューは「特製カレーライス+うどん(もしくは蕎麦)」(税込500円)のみ。ここは迷わずうどんを。
実はとろろが隠れているの
一方、ジャガイモがごろごろ入ったカレーは池田屋特製。インド風でもなく、かといって欧風でもなく、まろやかな味わい。
こういう、誰しもがいつかの給食で食べたような「日本のカレー」はいつの時代も万人受けするのだ。
おかげで関西だしのうどんと交互に食べても邪魔してこない。
特製カレーライス
―常連さんが多いですか?
「常連も多いけど、最近は若いのがふらっと入ってきたりするよ! いいこった、大歓迎だね! がはは!」
豪傑笑いが似合う池田さんは生粋のハマっ子。
60年以上横浜の変遷を肌で感じてきた、まさに生き字引といえる。元々は某大手保険会社に務めるサラリーマンだったが、39年前に一念発起して「池田屋」を開業。
「赤字みたいなもんだけど、いいんだよ! おれ、数字弱いんだよ! がはは!」らしいが、サラリーマンの経験があるからこそ、お腹と財布に嬉しいメニューを考えている。
本当に池田さんという人は話題豊富な人だ。特に横浜のこととなるともう止まらない。何気ない雑談の中に横浜に関するディープな情報が詰まっているものだから、1時間この店にいるだけで横浜偏差値がぐんと上がる気がする。
ぜひはまれぽのアドバイザーになってほしいものだ。池田さんはガハハと笑いまたすぐほかの話題に移った。
「またお茶だけでもしに来なよ!」。いや、次は酒を飲みに行きます。
だってほら、やつらが誘ってくるんです