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横浜でダイエット中のはまれぽ編集長・吉田でも飲める店は?

ココがキニナル!

10kgリバウンドした編集長・吉田が汚名返上、「多忙で外食中心生活でも10kgのダイエット」に挑む。なかなか痩せない吉田が気合いを入れなおしボルダリングに挑戦し「旬菜や くらち」で野菜を食べまくり!

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ライター:山口 愛愛

ボルダリングでダイエットの壁を乗り越える

向かった先は東急東横線日吉駅から徒歩17分の、クライミングジム「ビッグロック日吉店」。
 


外観は倉庫のようだが
 

中は見上げるほど高い、壁、壁、壁。圧巻


フリークライミングを趣味としていた大岩ご夫妻が、スクールを立ち上げたことをきっかけに1994(平成6)年に鶴見区獅子ヶ谷に本店をオープン。こちらは、2012年(平成24)に新設された関東でも最大級クラスのクライミングジムだ。
 


前傾斜から天井にまで続く上級者用も


クライミングのジャパンツアーで2年連続優勝、ワールドカップ8位の実績を誇る大岩さんに指導を受ける。
 


「女性や中高年の方も多いので安心して楽しんでくださいね」と大岩さん


「僕がこの壁に登ったら壁が倒れてきちゃいそう」と心配する吉田。
「身軽な人のほうが向いていますが、大丈夫ですよ! ダイエット目的で来る人はあまりいませんが、自分の体重の重さを実感して減量を始める人はいますね」と大岩さんは笑う。
「ボルダリングは自分との戦いですよ!」と今の吉田に足りないものを見透かされたようだった。
 


準備体操とストレッチをしてから臨む


まずは4メートルの高さのボルダー壁で基礎練習。ボルダリングで一番使うのは指だ。初心者は腕の力ばかりに頼りがちだが、上手くバランスを取りながら下半身も使えると全身運動になるという。
 


ホールド(突起している人口岩)をつかみ、足をかけ上に上っていく
 

「体が重くて手が疲れる」と吉田。お腹のふくらみが目立つ


ホールドの横にあるテープは、レベルを表している。例えば、難易度の低い赤いテープのついているホールドだけを手でつかみ、上っていくという要領。中級くらいになると、手だけでなく足も決められた色だけしかかけられないものも出てくるので、難易度も上がる。
 


初級の「赤」テープを目標に。吉田より体重が軽い分、腕への負担が少ないようだ
 

コツをつかみ、「このくらいの高さなら問題なし!」


基礎練習を終え、いよいよトップロープ(命綱)を使う8メートルの壁に挑戦。ハーネス(安全ベルト)を締め、ロープはビレイヤー(確保者)が持ち、落下を防ぐ。ロープをしっかりと固定するため、8の字結びというロープワークを覚える。
 


お腹が出ているせいで「ハーネスがきつい」と手間取る吉田
 

命に関わるロープワークを教わる
 

吉田を支えるロープを八の字結びでしっかり固定


まずは大岩さんがビレイヤーのお手本を見せる。上る人とタイミングを合わせて、ロープを引いていく。ロープが張りすぎていると上れないが、緩んでいると落下したときに支え切れない。重要な役だ。
 


8メートルの壁はビルの3階くらいの高さ。まずは記者が慎重に上る
 

降りてくるときはロープに体を預け、足を伸ばす


続いて吉田。
 


「なんか怖いなぁ」
 

笑いは消え、ホールドをしっかりつかんで上へ


なんとかゴールのホールドまで辿りつき、戻ってきた吉田。息を切らし「体が重いし、暑い!」といいながら、少しほっとした表情。

「では、二人でやってみましょう」の言葉に軽い不安がよぎる。
 


うーん大丈夫なのだろうか・・・
 

記者に吉田が支えられるのか
 

「絶対手を離さないで」としつこい吉田


吉田が上るタイミングに合わせてロープを引いていく。
 


大岩さんのときよりも怖いのか腰が引けているように見える
 

重い吉田が落下しないように、常にロープを張る方がむしろ大変
  

ゴールまで上り切った吉田が降りてくるので支える
 

吉田の体重が重いため「わ! 浮きそう!」大岩さんがフォロー


無事に降りてくることができた。

続いて、割れた岩(切れ目)の形状を模倣したクラックにも挑戦。
 


切れ目のすき間に手足を入れて上っていく。忍者の域だ


吉田もチャレンジするが、体重を支えられず、何度やっても地面から離れることができない。
 


ズ、ズ、ズズと滑り落ちる
 

気持ちは上っているらしい
 

無理です!(なぜか笑顔)


そして、最後にオートビレイ(自動で止まる安全ロープ)で、1人で頂点を目指す。
しかし、吉田は途中で自分の体重を支えきれず、半ば諦め落下。
 


自分に勝つのだ!
 

「もう、疲れた」


最後は力尽きたが、「面白かった!」と満足気。
「昔は身軽だったのに、自分の体重の重さを実感。スリムになってリベンジしたい!」とひとこと。
一見、地味に見えるスポーツだが奥が深く、高いところへ自分の力だけで登っていく面白さに興奮した。ぜひまた更なる壁に挑んでみたい。
丁寧に指導してくれた大岩さんにお礼を言い、ビッグロックを後にする。

ふだん使わない筋肉をまんべんなく使い、心地良い疲労感が襲ってきた。「お腹すいた・・・」と吉田。
ここでラーメンや肉を食べたら、負けだ。先生のアドバイスを生かすためにも野菜中心の店へと足を運ぶ。