横浜「1000ぶら」商店街探訪vol.49 住宅街にひっそりと存在する瀬谷区・南台中央商店街で秋の最新グルメ探し!
ココがキニナル!
横浜「1000ぶら」商店街探訪vol.49 住宅街にひっそりと存在する瀬谷区・南台中央商店街で秋の最新グルメ探し!
はまれぽ調査結果!
デニッシュハウスでコーヒースコーン、金鳳でイカと銀杏の塩味炒め、巴屋(ともえや)精肉店でよこはま瀬谷焼豚を堪能。新しいものに出会えた!
ライター:高橋 寿あま
秋を感じる新商品が続々登場!!
天然酵母パン「デニッシュハウス」
オリエンタルな雰囲気の職人さんの絵
スタンプラリー参加店! 特典も!?
明るい店内。店員さんも笑顔で迎えてくださった。
わくわくする見た目。ポップの字体も可愛い!
午前中に売り切れる酵母あんどーなっつ(145円)は「ガチあま!」銅賞受賞
元々は三ツ境駅近くの笹野台に店を構えていたという「デニッシュハウス」。酵母菌を使ったパン作りを変わらず守って30年。店舗での製造・販売、出荷を併せて一日に数千個単位のパンを焼きあげる。
朗らかな笑顔の横山さん。お店の“新商品”は?
今の時期、新商品は6種類。なかでも一番の新商品、「コーヒースコーン(115円・写真左)」「カスタードチーズクリームパン(210円)」を購入。
同店では、スタンプラリー特典で“お会計から10%引き”!
292円を支払い、残金は708円に。
そのお隣にあるお店では、思わぬ出会いが。
店先に数々の賞状やトロフィーの飾られた・・・
「テーラー丸忠」さん。どんなお店?
ご主人に直撃!
店主の阿部忠悦(あべ・ちゅうえつ)さん、実はとんでもない功績を持つ紳士服仕立ての第一人者。
職業の名称は「洋服裁縫師」
サイズが合わないとどこか野暮ったい印象になってしまうスーツは、ミリ単位の調整が必要。毎日修行を積んでもズボンを縫えるまで2年、上着5年という厳しい世界で、数々の受賞歴を持つ。
全日本技術コンクール文部大臣賞・労働大臣賞・中小企業長官賞・・・
2007(平成19)年には「全技連マイスター」「横浜マイスター」に、2014(平成26)年には厚生労働省認定の「ものづくりマイスター」に認定。この三冠を持つ職人はほかにいないという。
阿部さんがこの地に店を構えたのは1963(昭和38)年
52年前、自宅近くのこの場所に出店。現在は、コンクール出品と指導活動を軸に、紳士服づくりのさらなる発展に貢献する日々。
横浜の誇る職人さんがここにいらっしゃいました。
とんでもない人に出会い、胸をどきどきさせながら「テーラー丸忠」をあとにする。
続いて見つけたのはこちらの中華惣菜店。
「金鳳(きんほう)」
鮮やかなお惣菜が並ぶ
開店21年目という金鳳は、テークアウトのほか、ランチタイムにお弁当(630円~)も販売。
選べる楽しさと、ボリューミーさで大人気
「何してるの? 取材? ここのお弁当はおいしいよ、量も多いし。あとで買いに来る予定!」と声をかけてくれた周辺住民の方がいたほど。
お惣菜は、定番のものを日替わり。新メニューではないけれど、秋の味覚で装い新たに!ということで、「もんごうイカと銀杏の塩味炒め(100グラム400円)」を購入。
イカのつや感・・・ご飯もほしくなる
店主・陶貴昇(すえ・よしろう)さんは軽妙な語り口が魅力的
「嘘は言わない、改まった宣伝はしない」がモットーという陶さん。長年愛され続ける秘訣は素直であり続けることだと、大切な心意気を教わった気がする。