火事にあった六角橋「ドッキリヤミ市場」は無事開催された?
ココがキニナル!
火事で被害のあった六角橋商店街では「ドッキリヤミ市場」が無事行われたのですか?(雷電さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
商店街は、火事の被害を乗り越えて頑張っていた。新しい企画を盛り込んだヤミ市場は、今まで以上に熱かった!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
メインのひとつ、「一箱古本市」とは
そして、今回新たな試みとして企画されたのは、「一箱古本市」。
元々、東京の谷根千地区(谷中、根津、千駄木を合わせた地区)で、段ボール一箱に古本を入れて持ち寄る蚤の市文化があり、今回はそれを六角橋商店街で目玉として開催したそうだ。
きっかけとなったのは、谷根千でもファンが多いという「たけうま書房」。
しきりにお客さんに話しかけられていた「たけうま書房」の稲垣さん
ヤミ市場の仕掛人である石原氏が、そんな稲垣さんに相談を持ち掛けたことで今回の開催につながっている。
仲見世通りに、ところ狭しと古本が並ぶ
段ボール一箱という試みは非常に面白く、その人が「よし!今回はこれを持って行こう」とセレクトするのにちょうど良い量だそうだ。
それだけに、箱の中にある古本は全て、出店者のオススメばかり。
中南米マガジンという不思議な雑誌を売る金安さん
六角橋商店街に来たことが無い人も、古本市を求めて遠方から訪れていたそうだ。
それだけでも、この企画は成功と言えるだろう。
しかし、これで終わらないのが今回の「ヤミ市場」。
通常22時で終了するところを今日は特別に深夜にまでおよぶ企画が用意されている。
大人の朗読会があの場所で
はまれぽでも、何度かお世話になっている珈琲文明。
その店内で、怪しげな朗読会が開かれているので行ってみた。
夜中0時だというのに立ち見が出るほどの店内、、、これはいったい?
店の奥でマイクを握りしめているのは、六角橋が地元だという川上史津子さん。
2006年に絶版となっている、恋愛小説『えろきゅん』の著者だ。(『えろきゅん』は、9月20日に電子書籍で復刻)
エロ短歌と融合された本書はAmazon歌集部門で一位を獲った実績も!
実はこのイベント、そんな彼女が、『えろきゅん』を生朗読するというもの。
エロくてキュンとする恋物語を、川上史津子さんは舞台で鍛えた美声に乗せて読み上げている。
ステージの中盤では、ゲストとして、J-WAVEでDJを務めるロバートハリス氏が登場し、地元トークで会場を沸かせていた。
イベント終了後はスタッフの方と記念撮影
左上:ロバートハリス氏、右:川上史津子さん、中央:珈琲文明の店主・赤澤さん
普段、「ヤミ市場」には出店したことがないという、珈琲文明。
しかし、今回はオールナイト企画が行われるとのことで、特別にお店を夜中に開放したそうだ。