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CKB横山剣さんのご両親も!? 個性的な店が集まる中華街にある「横濱バザール」とは?

ココがキニナル!

ディープなテナントが揃った「横濱バザール」の特集を/「スージーウォン」という横山剣さんの実の親が経営する雑貨屋があるそう横山剣さんの幼少期の話など取材を(maniaさん/sakuraさん)

はまれぽ調査結果!

前身となるビルが1949年に建てられ時代とともに骨董街に。次第にバラエティーに富む店が増え、2005年の建て替え後もユニークな店が多数並ぶ

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ライター:大和田 敏子

CKBゆかりの店



「SUZUE WONG’S(スージー・ウォン)」は、横浜を代表する有名人のご両親が営む「知る人ぞ知る」お店だ。
 


店名からは想像できないが・・・

 
これを見ればもう分かるはず。
 


横山剣さんだ!

 
全国から訪れるファンの方に写真を撮ってもらえたらと、CKBのポスターやお宝アイテムをはじめ、剣さんの等身大パネルを展示し、撮影コーナーにしているそうだ。
 


オーナーの横山人士(よこやま・ひとし)さんと奥さま

 
同店のオープンは2008(平成20)年。以前は大船で「シンデレラ・リバティ」という店を営んでいた。思い入れの深い横浜に店を持ちたいと考えているなか、常連のCKBファンの方が「ぴったりの場所があるよ」と教えてくれたのが、横濱バザールだったという。
 


店名は剣さんが大好きな映画『スージー・ウォンの世界』からとった

 
ちなみに、「シンデレラ・リバティ」は剣さんがロックバンド「クールス」のボーカリストだった時のデビュー曲。ご両親の愛情を感じる。
 


店内にはCKBオリジナルグッズなど、こだわりの商品が並ぶ

 
当然ながら、剣さんのファンが多く訪れる店。特に横浜でライブがある時は日本だけでなく、アメリカ、オーストラリア、ロシア、フィンランドなど海外からのお客さんも来店されるとか。

Tシャツがよく売れるそうだが、そのなかで同店オリジナル「スージー・ウォンTシャツ(3200円と3780円の2種類)」が買えるのはここだけ。
 


剣さんがデザインしたアイテムも販売

 
「剣さんはどんな子どもでしたか?」と伺ってみると、「わんぱくな子どもでしたよ」とお母さん。小さいころから音楽が好きで、小学生から作曲を始め、中学生のころは矢沢永吉さんのコピーバンドをやっていたそう。
 


ご両親の優しさが伝わってきて、心が和む

 
一方で、小中学生のころはレーサーになりたくて、中学生のころは富士スピードウェイに通っていたというエピソードも話してくれた。ファッションにも関心があり、小さいころからファッションブランド「VAN」が大好きだったという話も。

店頭にはCKBの女性ボーカル・愛子さんのステージ衣装や、剣さん自身の私物といったファン垂涎のお宝アイテムが並ぶこともあるという。
 


値札に剣さんの顔のスタンプがあるものは、実際に剣さんが使用していたもの

 
これはもう、ファンにとってはたまらない! もちろん、サングラスが並んだ時には、すぐに売れてしまうそうだ。

剣さんは月に1度くらいは、ふらっと店に寄るそう。ツアーが始まると長く来店しないこともあるが、ファンの人を通じて「剣さん、痩せてましたよ」とか、様子を知ることも多いという。リピーターが多いと伺ったが、剣さんのファンということだけでなく、ご両親に会いに来る方もいるのではと感じる、優しいおふたりだった。



開店から4半世紀のアンティーク店



2階にあるアンティークショップ「CHEVAL(シュバル)」の店名は、フランス語で馬という意味。「私と息子、孫、3代が午年(うまどし)生まれだから、店の名前に決めたの」と話してくれたのは店主の半田文代(はんだ・ふみよ)さん。
 


アンティークが似合うエレガントな文代さん

 
「ヨーロッパに魅せられ、買い付けが楽しみになり趣味から店を始めた」と話してくれた。
 


以前は、自宅にアンティーク家具を置き、落ち着いて紅茶も飲めるような店を開店

 
その店は3年ほどで閉店したが、文代さんと同じくアンティーク好きな息子さんが「アンティークガレージ」のことを教えてくれた。初めて来店した時から素敵な店だと思い、「横濱バザール」での開店を決意し、2017年で24年目を迎えた。ヨーロッパのアイテムを中心に、文代さんの審美眼にかなった品が並んでいる。
 


めずらしいデザインのカメオやローズカットのダイヤモンド


陶器やアンティークドールなど美しい品々

 
「アンティークの魅力は、出会った時の心のときめき。そのアイテムが私を求めているんだと感じること。そして、ほかにはないたった一つのものというところね。どこにでもあるものは置きたくない」と文代さんは話す。

 

こちらは1800年代のマイセンのお皿


京都の画家の方が製作するネックレス、これも全て1点もの


まるでアンティークのような色合いに手染めしたシルクフラワーは文代さんの手作り

 
「横濱バザール」を「横濱骨董街」のころから知る文代さん。「小さな店が並んでいてちょっと怖い雰囲気があった。香港にありそうな感じの空間だった」と話してくれたが、昔の雰囲気の方が良かったといって残念がる人も多いという。



関東唯一の激レアアイテムも?



1階にあるのはオープン15年目の「JAH GUIDANCE(ジャーガイダンス)」。レゲエテイストがポイントのストリートファッションのセレクトショップ。こちらも古いビルのころからの店だ。

ジャマイカの言葉で、JAHは神様、GUIDANCEは導きという意味。「初対面の人とラフな感じで仲良くなった瞬間に、『JAH GUIDANCEだね』と言葉にする」と店名の由来を教えてくれたのは、店長のカナさん。
 


店内の壁のクロスは横浜の夜景。店の雰囲気にも、かなり横浜を意識しているそうだ

 
商品は、ナイキ、アディダス、コンバースといった靴やウエアをメインにCDなども取り扱っている。

 

モノトーンのレンガ風の壁には、レゲエ関連のポスターが並ぶ


日本の人気アーティストが着用したことで人気上昇した「Supreme」も


このあたりのスニーカーはかなりレアもので・・・

 
日本で現物を見られること自体が珍しいものも扱っているそうだ。ニューヨークと日本のコネクションで集めてきているため、「日本未発売」「世界〇●足限定」といったモデルが店頭に並ぶこともあり、マニアに注目される店でもあるとのこと。

 

ラルフローレンやポロなどのベビー服も入れている


ゆっくり商品を見ることができる明るく広々とした店内

 
「長く着ることができるアイテムを幅広いラインアップでお送りしています。見に来るだけどもウェルカムなので、ぜひ来てください」とカナさん。多くの人が楽しめるストリートファッションを提案してもらえそうだ。
 
 
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