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CKB横山剣さんのご両親も!? 個性的な店が集まる中華街にある「横濱バザール」とは?

ココがキニナル!

ディープなテナントが揃った「横濱バザール」の特集を/「スージーウォン」という横山剣さんの実の親が経営する雑貨屋があるそう横山剣さんの幼少期の話など取材を(maniaさん/sakuraさん)

はまれぽ調査結果!

前身となるビルが1949年に建てられ時代とともに骨董街に。次第にバラエティーに富む店が増え、2005年の建て替え後もユニークな店が多数並ぶ

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ライター:大和田 敏子

全国唯一の「あつあつ杏仁豆腐」



「中華街を歩き疲れた方が、和風の店でひと息つける場所になれば」と、「ひと息茶屋」オーナーの 阿部生馬(あべ・いくま)さんは店名に込めた想いを語る。

 

「共同経営者とともに2015年に開店しました」と阿部さん

 
商品は共同経営者の実家である和菓子店とつながりのある「双月庵」(東京都板橋区)から仕入れているそうだ。
 


ちょっとひと休みにふさわしい路面店だ

 
さまざまな人が集まる中華街に出店することで、「ひと息茶屋」を通して、世界の人にもっと和のスイーツを知ってもらおうという想いがあったという。「中華街のなかでも、ここは特にバラエティーに富んだ場所。店をやるのに面白いところだと思いました」と阿部さんは話す。

「せっかく中華街にあるので、中華とコラボした商品も出したいと考えた」という阿部さんの、この冬のイチオシがこれ!
 


台湾スイーツとのコラボ「日本初! 熱杏仁豆腐(400円)」

 
「温かい杏仁豆腐?」と首を傾げてしまうのだが、台湾では、甘みのない温かい杏仁豆腐が薬膳として食べられているそう。阿部さんは実際に台湾にも出向き、研究を重ねて、日本人の味覚に合うスイーツとして考案した。

実際に食べさせていただいた。
 


ココナッツ風味の甘さ控えめな温かいスープに・・・

 
ぷるんとした冷たい杏仁豆腐が入っている。その珍しい組み合わせと、あんこをトッピングして和風にアレンジしているところが「熱杏仁豆腐」の特徴。さらに、タピオカも入っていて食感がいい!

少し食べた後で、あんこをスープに混ぜてみると、また違った味に。味の変化を楽しめるスイーツだ。
 


編集部・広瀬もドキドキの初・熱杏仁豆腐

 
「身体が温まってホッとする。なめらかな杏仁も食感が良く、甘さ控えめなのがうれしい!」

季節を問わず好評なのは、焼き立てで出す「焼きみたらしだんご(1本160円)」。また、目の前にある関帝廟がパワースポットであることにちなんで販売している「金のみたらしだんご(1本210円)」は、ここでしか買えない限定品。購入したお客さんが「競馬が当たったよ!」と報告に来てくれたこともあるとか。
 


金粉の乗った「金のみたらしだんご」は幸運を呼ぶ!?

 
「中華料理屋さんが多いので、午後3時ごろ、おやつを食べる感覚で来てくれる方が多いです。『やっぱり和が落ち着くよね』と言ってくださる方もいますね」と阿部さん。和物好きの外国人客もいて、抹茶やみたらしだんごをたくさん買う人もいるそうだ。

阿部さんは「海外で注目されている抹茶をアレンジして、夏向けに新メニューを出したい!」と意欲に満ちていた。



横浜、音楽、そしてプロレス!?



3階にあるman(まん)は、梵字(ぼんじ)で兎年(うさぎどし)の神様という意味だという。オーナーの中村匡志(なかむら・まさし)さんが兎年生まれということから決めたそう。
 


こちらがmanという梵字

 
横濱バザールがリニューアルオープンした2005(平成17)年に開店。中村さんは以前、山口美江さんの店のスタッフをしており、そのつながりからビルのオーナーと親しく、美江さんからの後押しもあったことでオープンの運びとなった。
 


オーナーの奥さま、有貴(ゆき)さんに話を伺った

 
写真で手にしているのは、オープン10年を記念して作ったオリジナルブランド「10TEN MANTEN 」のTシャツ。
当初はヨーロッパの古着を扱っていたがご主人が、ストリートブランド好きだったこともあり店のコンセプトを変更。アメリカのTシャツ販売を経て、現在は日本のストリートブランドを扱う店に。
 


一番人気は、悪魔小僧がポイントのブランドTEDMAN’S

 
TEDMAN’Sは雑誌の特集で取り上げられることも多いストリートファッションで人気のブランド。man では、あまり取り扱われないXSやXXLサイズまで全色・全サイズのラインアップを目指し、品物を豊富に取りそろえている。
 


いつもはもっと山積み状態になっているそうだ


こちらはCKBのファンにも人気だというブランド「カミナリ」

 
ほかにも、和柄を生かした遊び心のある「喜人(きじん)」や、良質の牛革を使用した横浜発の革ジャン「Beat Canning」など多種多様なブランドのアイテムがそろっている。


右肘、左肘と書かれたトレーナー。おもしろい!


中華街とあってパンダも人気!


質の良い商品ラインアップがこの店の特徴!


なんと、プロレスマスク(5000円から17000円位)も!? 結構売れるとか

 
TEDMAN’Sとプロレス団体のコラボTシャツを取り扱ったことをきっかけにプロレスラーの方と仲良くなり、マスクを置くようになったそうだ。さらにその縁は広がり、現在では・・・
 


店のお客さんと覆面プロレスを観に行くこともある

 
「3階にある店舗ということで、レアな雰囲気に加え、路面店よりゆっくり話ができるのもここの良さ。楽しく話をしながらお買物をしていただきたいですし、お客さまの個性も大切にしたいと思っています。店は狭いけれど、面白いものを詰め込んでいるので、宝探し感覚で来てほしい!」と有貴さんは話す。



取材を終えて



正直、入りにくそうなビルというのが第一印象だった。けれども、実際に中に入って見ると、これが全く違った。確かに個性的な店が多いのだが、お店の方がみんなすごくフレンドリー。そして、まるで示し合わせたかのように、「また遊びに来てくださいね」と声をかけてくれた。中華街のなかにある、ひとつの異世界であり、人の温もりを感じる空間「横濱バザール」。一度、訪れてみてはいかがだろうか。


―終わり―
 


取材協力



横濱バザール
住所/横浜市中区山下町166
電話/ 045-681-6410
営業時間/11:00~19:30
定休日/水曜日(祝日は営業)
http://yokohamabazaar.com/
 

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  • 建て替え前のカフェ「30 August」が大好きでした。薄暗くて雰囲気のある店内と、壁に掛けられたたくさんの時計(もちろん全て商品)がカチコチ鳴る音、味わいのあるアンティークのテーブルと椅子とランプ。通りに面した小さな窓から鈍く差し込む光が綺麗だったのを覚えています。懐かしいなあ。きっと耐震面とか消防法とか、色々あって建て替えたのでしょうけれど、それ以来なんだかこざっぱりしてつまらなくなってしまったなあと思っていました。でもこの記事を読んで改めて行ってみたくなりました。食わず嫌いなどせず、今は今なりの楽しみ方もあるのだと期待して。

  • 中華街に行くたびについつい見てしまうスージー・ウォン。記事に書かれている通り、横山さんのお人柄に惹かれて、です♩

  • 横濱バザールは良い意味で古ビタ感じが良い!近所なので中華街通れば足を運びます。レトロさを感じられて、何とも言えぬ統一感なく、色々なお店が融合しながら軒を列ねてる感じが又、私的には好きです(笑)けど
    、行くたびに占いやタロットと入ってたりして占いにここも占領されてるかと思うと寂しくなります。好きな雑貨屋さんがありましたが、消えてしまい、お店の入れ替えも結構激しいですね。ここも一等地のように見えても、お店が生き残るのには大変なんでしょうかね?

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