懐かしさと新しさが同居する街。はま旅Vol.31「新高島・高島町編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第31回は、古さと新しさ、二つの顔を持つ「新高島・高島町」。コアな「懐かしのスポット」や最近アツい「裏横」をご紹介します!
ライター:松宮 史佳
東急線・高島町駅跡と高島貨物列車に大興奮!
…しかし、やはり道に迷う。
すると、前回のはま旅・たまプラ編でもお世話になった頼りになる「交番」を発見!
旅にはかかせない”救いの神”交番
おまわりさんに道を教えてもらい、なんとか「高島町駅跡地」に到着する。
が、もう中には入れないようだ。残念…。せっかく来たので、なんとか撮影できる角度を見つける。
東急線・高島町駅が廃駅して7年。今は中を見ることすら困難に…
東急東横線・高島町駅は昭和7年(1932年)に開業。みなとみらい線の開業に伴い、東急線・横浜‐桜木町間は2004年1月31日に廃止され、高島町駅は72年の歴史に幕を下ろした。
ガランとした駅構内の跡地
廃墟は「朽ちていく美しさ」と「はかなさ」を感じさせる
廃駅の写真を撮影し、大満足の廃墟マニア・松宮。
「次はどこに行こう」と考えながら歩いていると、「何駅ですか?」という摩訶不思議な問いかけが!
よいこの集う場所「アンパンマンこどもミュージアム」
ふと見ると、自転車置き場におじさんが立っている!どうやら、駅を探していると思われたらしい。
そういえばこの辺りに高島貨物線があると聞いたのだが、どこなのだろう…。
そこで、おじさんに聞いてみる。
「すぐ近くに踏切があるよ。行ってみたらいいよお~!」というかわいらしい話し方のおじさんに後押しされ、行ってみることに。
すると、すぐ近くに見たこともないような小さな踏切があるではないか!
超ミニチュアサイズの踏切!
これはぜひ、貨物列車を間近で見たい!
貨物列車がいつくるのかわからないが、はまれぽライターの名にかけて待つことに!
…人々の視線を感じながらも、踏切で待つこと30分
ついに遮断機が下りてきた!胸が高まる。カメラを構えると、自転車に乗ったおじさんの腕がフレームに。ここで最前列に出る。すっかりてっちゃん(鉄道を愛する男性)の一員なっている松宮。
遠くからゆっくりと貨物列車が走ってくる。お~っ!こんなに間近で列車を見たことがなかったので、思わず大興奮!
ついにキターーー!!!
二台も通過し、 なんだか得した気分 | 間近で見る貨物列車は大迫力! |
歩いていたらいつの間にかまた裏横へ到着。「お腹が空いた…」と思っていると、目の前に松宮の心の琴線に触れるお店が!立ち飲み屋さんだ。
「こちら西区高島 裏横浜炭焼所」心惹かれるネーミング!
…実は立ち飲み屋さんに入ったことがなく、1人で飲んだこともないのだが…。おもしろそうだから行ってみよう!