【I☆DB】全力応援企画! 横浜DeNAベイスターズ、19年ぶり日本一への道!
ココがキニナル!
19年ぶりの日本一を目指す横浜DeNAベイスターズを、はまれぽが全力でファンとともに盛り上げる応援企画を開始! 長年のファンはもちろん、新規ファンも一緒にチームに声を届けよう!
はまれぽ調査結果!
今季のチームの強さの秘密や初めて試合観戦をしても楽しめる選手の応援歌も紹介! スペシャルゲストの登場やプレゼントも!
ライター:はまれぽ編集部
史上最速で100万人!
大きな転機は2011(平成23)年12月だ。
インターネットサービス大手の株式会社ディー・エヌ・エーが、それまで「横浜ベイスターズ」の球団経営を行っていた東京放送ホールディングス(TBSHD)から球団を買収。「横浜DeNAベイスターズ」として生まれ変わった。
球団のロゴも一新(C)YDB
ディー・エヌ・エーはインターネットサービスで培ったマーケティングの手法を球団経営に導入。ターゲットを「仕事や金銭面で一定の余裕が生まれ、多様な趣味をアクティブに取り組む男性(=アクティブサラリーマン)」に絞った。
また、試合中の花火やイベント、球場の外でのビアガーデンなど、それほど野球に詳しくない「ライトな野球ファン」も楽しめるよう、野球観戦そのものをエンターテインメントに作り上げてきた。
2016年シーズン本拠地開幕戦では馬も走った!
このことで2005(平成17)年にはシーズン終了時に97万6004人だった横浜スタジアムの観客動員数が、横浜DeNAベイスターズになって以降は右肩上がり。
今季は史上最速の主催試合37試合目(7月5日)に動員100万人を突破した。
主催37試合目での100万人突破
さらに2016(平成28)年1月には横浜スタジアム運営する株式会社横浜スタジアムを買収。
球団オリジナルの「ベイスターズエール・ラガー」といったビール、老舗洋食店「センターグリル」が監修した「ベイメンチ」、オリジナルから揚げ「ベイカラ」などといった飲食物を展開することで、入場料以外の収入も増えた。
池田純・前球団社長は「最大の補強」と言っていた
好評のオリジナルビール
試合にも「カツ」!
球団と球場の一体経営が進み、球団単体で黒字化が実現ししたことで、チーム強化に使える補強額が増えた。いい活躍をした選手には、それに見合った年俸も支払えるし、チームに新しいシステムを導入することも可能となる。
今季導入したIRトレーニングシステム「iCube(アイキューブ)」
かつての暗黒時代のベイスターズから移籍した選手が活躍することで「横浜を出る喜びを感じている」などと皮肉を込められていたが、今は「横浜にいる喜び」を感じながらプレーできる。
野球観戦そのものがエンターテインメントだからファンが足を運ぶ。ファンが球場に来れば球団の収入も増え、補強費に充てられる。補強費が増えれば選手のモチベーションも上がり、チームが強くなる。チームが強ければ試合が楽しいからファンが球場に来る、という「正のスパイラル」が最近の横浜DeNAベイスターズの躍進を生んでいるといえる。