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パーソナルカラー診断で美女の顔が七変化! 仮病やデートに使える色を徹底検証!

パーソナルカラー診断で美女の顔が七変化! 仮病やデートに使える色を徹底検証!

ココがキニナル!

衣替えや一足早いセールの時期、自分にはどんな服が似合うのか鏡の前で迷っちゃう。自分らしさを引き出す色、第一印象が良く見える色ってどんな色? 鶴見駅から見えるアノ専門学校で学んでみた(はまれぽ編集部)

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ライター:はまれぽ編集部

ゴールデンタイムから2時間サスペンスのエキストラへ


 
まず、秋に分類される赤。
 


目の下に影ができて、切羽詰ったように見える

 
しっとりとした赤は大人の雰囲気を醸し出してくれそうだが、どこか体調が悪そうに見えてしまう。2時間サスペンスで、彼氏に頼まれて犯罪の手助けをしてしまう女性Aっぽい。

お次は、夏に分類されるブルー。
 


・・・なんか怒ってます?

 
全体的に肌が暗く見えて冷たい印象を受ける。美人過ぎるが故、第一発見者というだけで疑われる無実の公園清掃員的な役どころか?

最後に、秋に分類される黄色。
 


黄色が強すぎて、顔の印象が残らない

 
顔よりも色に目がいってしまい、心と体がチグハグなイメージ。役どころは、横浜中華街の細い路地あたりにある喫茶店の店員さん。もはや役名すらないエキストラだ。

以上がはましゃかさんには似合わない色。
決定的に「似合わない!」という感じではないが、血色が悪く見えたり、色に目がいってしまう。パッと見れば赤や黄色は明るい色に分類されると思っていたが、一歩引いて見てみるとその人の良さまで打ち消してしまう可能性もあることに気付いた。
 
 
似合わない色は下半身へ!
 
似合わないからと言って、着てはいけないわけじゃない。
重要なのはパーソナルカラーをどこに持ってくるか。似合う色は顔周りに、似合わない色は顔から遠ざければ問題ない。小難しく考えず、「顔色をよく見せること」をゴールに考えると良い。
逆に言えば、仮病を使いたい時は「顔色が悪く見える色」を顔周りに持ってくれば良い、ということだ。
 


最初はちょっぴりおふざけモードが入っていたはましゃかさんも


後半はマジになって春タイプの色を勉強していた

 
YFDの広報、生出愛(おいづる・あい)さんは、「パーソナルカラー診断では、学生さんたちよりも付き添いのお母様方のほうが、目をキラキラとさせてお話を聞いていらっしゃいます。それほど皆さんが、“自分の似合う色”に対して悩みを抱えているのかもしれません。とくにリップの色やファンデーションの色についての質問は多いですね」と話す。
 


はましゃかさんは化粧品を診断してもらっていた

 
アメリカでは政治家の選挙などでネクタイの色が注目されるが、それは良い仕事をするために印象を重要視しているから。色に対して気を遣うのは男性も同じかもしれない。
 


そしてはましゃかさんが核心をつく

 
「でも、その人に似合う色が分かる店員さんって少ないんじゃないですか?」

確かにそうだ。少なくとも筆者は色に対してアドバイスをくれた店員さんに出会ったことがない。
すると生出さんはあるエピソードを話してくれた。

「YFDの卒業生から、『私が対応したお客様が、会社宛に御礼のメールを送ってくださったんです』と報告がありました。そのお客様には秋タイプのお洋服をおすすめしたそうなんですが、『今までに着たことのない色だったけれど、生まれて初めて洋服を褒めてもらえました』と」。

そんなことってあるんだ・・・。いいなぁ、筆者もそういう店員さんに出会いたいな。
 
 
手先が器用じゃなくてもファッション業界で通用する
 
ファッション業界と言うと「洋服作り(裁縫)」が必須のイメージがある。しかし、YFDのファッションビジネス科では洋服作りの授業が一切ない。

「手先が器用でなければファッション業界で活躍できない」なんて勝手にイメージしていたが、今回取材したパーソナルカラーや販売現場で想定される英会話、商品装飾展示技能士(国家資格)対策の授業などを受けられるという。
 


現場で役に立つ技術・資格の取得に力を入れている

 
ここに通う生徒たちが学校でつけた自信というのは、単に実務に対しての自信ではなく、将来の自分を想像できるという点にあるのではないかと思った。
 

“服ありき”から“自分ありき”に

 
最後に、はましゃかさんから今回の感想をうかがった。
「今日教わったお二人(小口先生と生出さん)に『この色似合うわよ』って、あの笑顔で言われたら何でも買っちゃいそうです(笑)」
 


「会って数秒で懐に飛び込んじゃいました!」

 
「パーソナルカラーについては自分でネット検索したこともあったんです。でも、今回学んだことは一生使える財産になりました。今までは、『こういう発想面白いな』『このデザイン素敵だなぁ』って、“服ありき”で選んでいたんですけど、これからは“自分ありき”で服を選ぼうと思います!」

「それに何より、先生方の人柄の良さとか、仕事を楽しくんでいるっていうハッピーオーラをバンバン感じたんです。お二人ともあったかいお姉さん、お母さんのような雰囲気で安心しちゃって。もしここの生徒だったら、恋愛相談とかしちゃうんだろうなぁって思います(笑)。私もこの間まで学生だったから分かるんですけど、家族のように思える恩師に出会えるって、学生時代にはとても貴重な出会いだと思うんです」
 


とびきりの笑顔、いただきました!

 
基本的に一般の方がパーソナルカラー診断を受けることができないのは残念だが、YFDから旅立つファッションのプロたちが、“その人に似合う色”を現場で助言してくれる日がくることを信じたい。
そして本気でファッションの世界に身を置きたい人には、本物の力を身に付けて、ファッションに悩む人々を救ってほしいと思った。
 
 
 

取材を終えて


 
「黒は間違いない」「夏はやっぱり白」「ベージュのコートは万能」なんて言葉をずっと信じていたけれど、長年のうっすらとしたモヤモヤが解けた。

取材を通して、筆者には色を見るセンスがないと実感したが、「顔色が良く見える色を顔周りに持ってくる」という知識だけは習得した。ということで、洋服選びに悩む皆さんにもコレだけは覚えておいてほしい。

総括
顔色が良く見える色を顔周りに持ってくる。
 
 
ー終わりー
 
 
横浜ファッションデザイン専門学校(YFD)
住所/横浜市鶴見区鶴見中央1-9-5
電話/045-501-5460
営業時間/平日:午前9時~午後8時、土:午前10時~午後4時
定休日/日曜、祝日
http://yfd-c.com/
 

 
はましゃか
@shakachang
shakachang

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