川崎競馬場は食堂や売店が充実してるって本当?
ココがキニナル!
川崎競馬場は食堂や売店が充実しているという話を聞きました。本当ですか?(ふみおさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
B級グルメから本格的なこだわりソバまで、川崎競馬場はバラエティ豊かなグルメを楽しめる穴場スポット。食べ歩きだけのためだけでも行く価値アリ!
ライター:吉澤 由美子
もつ煮込みやコロッケにおでんといったB級グルメはもちろん、厳選素材の和食からカプチーノまで、川崎競馬場はグルメ三昧の穴場スポット。しかも、ほとんどの店が下ごしらえから仕上げまで、奥の厨房で全て行っているレベルの高い手作りグルメぞろい。
「ちょっと怖い場所」と誤解されがちだけれど、競馬場は警備員がやたら多く、迷惑な行動をする人はすぐつまみ出されてしまうため、繁華街よりよほど安心して過ごせる場所。
ということで今回は、川崎競馬場のグルメを一挙大公開。
巨大なじゃがいも! 全品100円がうれしい、パドック売店のおでん
競馬場は年中無休のフードコート!
川崎競馬を主催しているのは神奈川県と川崎市で構成された組合。案内してくださった神奈川県川崎競馬組合企画振興課の中野康樹さんは、神奈川県の職員だそう。
「競馬場はアミューズメント施設。気軽に来てください」と中野さん
川崎競馬場では、数週間おきに、レースが行われていて、それは「本場(ほんじょう)」と呼ばれている。それ以外の日でもほかの競馬場で行われているレースを発売する「場外」があるので、基本的に年中無休。
甘酒など甘いものも豊富
本場の場合は100円の入場料がかかるが、それ以外の時は入場無料。馬券を買わないでグルメだけ楽しむのももちろんOKだ。
競馬場の中にあるお店は、小腹が空いた時のスナック、がっつり系の丼や麺、ビール片手に楽しみたいオツマミなどバラエティ豊か。フードコートのようにそぞろ歩きながらお腹の好き具合や気分にピッタリのグルメを探そう!
競馬場のレースが行われる場所の中心には、内馬場と呼ばれるスペースがあって、広々とした芝生広場になっている。子ども向けの遊具もあるので、ファミリーでものんびり楽しめる。
入口のすぐ横から魅惑のグルメワールド全開!
川崎駅に近い第二入場門を入ったすぐ横に、揚げたてのコロッケ(150円)が並ぶ店がある。
下ごしらえが終わったコロッケ。1日400個くらい売れることも
粗めにつぶしてあるので、ジャガイモ自体のおいしさやスパイシーな胡椒の味と、一口ごとにコロッケの違う魅力を楽しめる。さっくり軽い衣も絶妙だ。
アグー豚のメンチ(200円)や黒胡椒が効いたチキンカツ(200円)にも目移り
さらに、ここの目の前にあるお店からも旨そうなオーラが漂ってきた。焼きそばが人気の「あおい」だ。
階段下にあるパドック売店。メニューの「大判焼き」は、大きなさつま揚げ
パドック売店の激辛焼きそば(400円)は、後を引くおいしさで、特にビールとの相性抜群!
家族へのお土産に買っていく人も多い
入場して1分でふたつのお店にクラクラしていると、その先にもう1つ「春風」という売店を見つけた。
春風の豊富なメニューにさらに幻惑される
こちらのお店は、おむすび(100円)がイチオシ。混雑状況を見ながら握っているので、いつでも出来立てほっかほか。まれに売り出されるゆかりのおむすびは出会えたらラッキー。
温かいおむすびは、おふくろの味
巨大なお揚げのびっくりキツネ(そば/うどん共に400円)にも惹かれる
ただし、ここはまだグルメ天国の入口。先にはもっとたくさんのメニューが待っている。お腹の余裕を考えてチョイスしよう。