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横浜のココがキニナル!

江ノ島駅前の車両進入禁止柵にかわいいすずめがデザインされています。季節ごとに衣替えをしています。いったい誰が衣替えをしているのかが気になります。先日は春バージョンでした。(ふぁ~ふぁさんのキニナル)

はまれぽ調査結果

江ノ電江ノ島駅の売店に勤めていた近隣の女性が、13年前から月末に月1回、日焼けや雨で汚れることが多い夏は月2回着替えさせている!

ライター:吉岡 まちこ (2012年06月16日)

気づいていた人は多数?江ノ島の雀

江ノ電江ノ島駅の改札口を出たところに、かわいい雀が? 
待ち合わせに急いでいたりすると、ちょっと見落としてしまうかもしれない。筆者もそうだ、何回も通っているはずなのに…。ちょっと心の余裕のなさを反省しつつ、作っている人を探してみようと思う!
 


キニナル投稿があったのは、この雀さん達のこと


車止めのポールは2つ。全部で8羽。雀が乗ったデザインは時々見かけるけれど、洋服が着せてあるのは珍しい。江ノ電のシャレた遊び心!?とまず思ったが、ちょっと調べたらどうも違うらしい。
どこに聞けばいいのだろう、と思って江ノ島電鉄(株)に聞いてみることに。
 


心に余裕がある人はちゃんと気づく…!?


すると、雀のポールのすぐ横にある売店に6年前まで勤めていた女性が作っているとわかった。
江ノ島駅の近くに在住しているとわかり取材をお願いすると、江ノ島電鉄から「最近体調があまり良くなく無理かもしれない、一応ご本人に聞いてみます」という返事が。
 


以前ここに勤めていた女性が雀の衣装を作っていた!



作り始めたのは13年前!

そういう事情なら仕方ないとあきらめかけていた頃、江ノ電の鉄道部営業課の方から電話があった。駅で少しくらいなら大丈夫との連絡だった。
 


こちらが雀の服を作っていらっしゃる石川カツコさん(73歳)


石川さんが江ノ島駅の売店に勤め始めたのは、約13年前。冬になり、目の前の雀が寒そうに見えたので、何か着せてあげたいと思ったのが始まりだったという。
着替えは月末に月1回。日焼けや雨で汚れることが多い夏は、月2回着替えさせにみえている。

「両面テープでくっつけているので、取り換えるのに時間がかかるんです。だから人のいない早朝に、友人と二人で着せ替えをやっています」と石川さん。はがした衣装は「ください」と声をかけられる時以外は捨ててしまうのだそうだ。
 


かわいい!マントと帽子の組み合わせ。秋冬は毛糸(写真提供/江ノ島電鉄)
 

春夏はレース編み。今年5月の服のテーマは「江ノ電カラー」


6年前に定年退職し、一度は作るのをやめた。が、1~2年間たって「なんだかさみしい」と思っているところへ、旅行者からフレームに仕立てた雀の写真が届き、また作ろうと思い立ったという。
 


売店勤務時代の石川さん(写真提供/ご本人)


もともと家政科出身なので編むのは得意とはいえ、驚いたのは「1年くらい先の分まで作ってあるんですよ」という言葉。いつも目の前の締切りに追われている筆者は耳が痛い。
「だから今、作業テーブルの上は毛糸とレースの両方がぐちゃぐちゃにあるの」と、きっと大変な場面だろうに楽しそうな笑顔をこぼす石川さん。
そうそう簡単にできることではないはずだ。しかも13年間も。なんだか笠地蔵を思い出してしまった。



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