帷子川にはどんな魚がいるの?
ココがキニナル!
この時期、鶴ヶ峰から中原街道までの川沿いの遊歩道を歩いていると、沢山の小さな魚の群れを目にしますが、魚の種類がよく分かりません。調査よろしくお願いします。(youki4663さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
小さな魚の群れはオイカワかアブラハヤである可能性が高い。また、他にアユ・トウヨシノボリ・ギバチなど多くの魚が確認されている。
ライター:松崎 辰彦
帷子川を歩く
帷子川は横浜市旭区に水源を発して、保土ヶ谷区や西区を通って横浜港に流れ込む、全長17キロの川である。
帷子川親水緑道近くの橋から
かつては蛇行が多く、水害をもたらす川として知られていたが、近年は改修工事が繰り返され、親水公園も作られるなど憩いの川として人々に親しまれるようになった。
投稿者の“鶴ヶ峰から中原街道までの川沿いの遊歩道”とは相鉄線鶴ヶ峰駅北口から市立都岡小学校付近までを歩く約3.4キロの散歩道。鶴ヶ峰駅をおりて商店街を通り、武将畠山重忠の碑の脇を抜けて帷子川に沿って歩く、旭区が「グリーンロード帷子川コース」と命名している散歩道の一部である。
鶴ヶ峰駅北口
帷子川脇の道に入る
途中でいくつもの橋があり、団地の横をすり抜け、そして緑の多い場所を通るなど、さまざまな風景を眼にすることのできる散策路である。この道からは、どのような魚が見えるだろうか?
藻が多く魚は見えない
一見、藻ばかり見えて魚がいそうには見えない。諦めかけたころ、今宿団地を過ぎたあたりで見下ろすと、コイの群が悠然と泳いでいた。丸々とサイズも大きく、数十匹はいるだろうか。
コイの群が見える
しかし、明確に魚と判明したのはこれだけで、他に魚の影のようなものは見られなかった。
今は魚がいない時期なのか?答えを求めて、『横浜の河川に存在する外来種がもたらす危険性とは?』でお世話になった横浜市環境科学研究所を訪問した。