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「横浜市こども植物園」ってどんな場所?

ココがキニナル!

横浜市には「こども植物園」という植物園がありますが、動物園と違ってあまり知られていないと思います。どんな場所なのか知りたいので、取材をお願いします。(miyukidさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

今年は11月下旬から紅葉がスタート!ほかにも季節ごとの花や草木を観賞できるうえ、年間を通してイベントが盛りだくさんの多目的な植物園だった。

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ライター:桐生 由美子

季節は初冬。この時期に植物園に行ってもきっと花は咲いてないし、木々の葉は落ちてるし…。そんなことを思いつつも、「こども植物園ってどんなところ?」という投稿を思い出し、訪れてみることにした。
 


こども植物園の入口は緑があふれていた!


こども植物園は、1955(昭和30)年に財団法人木原生物学研究所が京都から現在の場所に移転。その後1979(昭和54)年の国際児童年を記念して開園した。

広さは横浜スタジアムとほぼ同じ約3万平方メートル(公開面積2万6000平方メートル)。こどもたちが自然に親しみながら植物に接し、知識を深められ、そしてそれをきっかけに、緑を守り育てる思いやりのある心を培ってほしいという思いでつくられた植物園だ。

園内には、バラ園、くだもの園、生垣園など、エリアに分かれて整備。なかには、ニュートンのリンゴの木やメンデルのブドウなど、珍しい品種も集められている。

訪れる人はこどもからシニア世代まで幅広く、一眼レフのカメラを片手に撮影を楽しむ人も多い。
定期的に開催されるイベントや講習会(後半で紹介)に参加される人も多く、土日には1日700~800人くらい、平日は200人くらいの観光客や近所の人たちが訪れている。1983(昭和58)年6月には、皇太子殿下(現在の天皇陛下)も来園されたとか。



園内散歩が思わぬ紅葉狩りに!



入口を入ると、さっそく左右に道が分かれている。どちらに行こうか迷いつつまわりを見渡すと、思っていたよりも緑がたくさん茂っている。
 


園内には誘導看板があちらこちらに


まずは園内をひとまわりしてみることに。よし、時計回りでスタートだ。

「薬草園、花木園、生垣園」と書かれている方へ歩いていくと、そこは木漏れ日の遊歩道。緩やかな上り坂だが、緑の間でほんのり色付いているモミジに癒される。
そうか、紅葉狩りの季節だ!

今年は夏が長く、10月上旬でもまだ半袖の服を着ていた。偶然にもちょうど紅葉狩りの季節なのだということに、今さら気付いた。
 


坂の上から色づいたモミジを見おろすのもなかなか
 

もちろん見あげても色付いたモミジ
 

遊歩道にはベンチも。木漏れ日に包まれてのひと休みは心地いい


歩いていると、木々の間をササッと動く物影が!リスだ!しかもけっこう体格がいい。
最近、タイワンリスの被害の話を耳にするが、それでも身近で見るとかわいいと思ってしまう…
 


これは以前、同園で撮影したリス。この子もタイワンリスだろうか?


園内には、野鳥も遊びに来るようだが、さすがに寒いせいか今日は見当たらない。
 


看板には遊びに来る野鳥の名前が