【はまれぽ出版特別企画】 わんこそば108杯に挑戦して煩悩を飲み込み、はまれぽ本ベストセラー祈願!
ココがキニナル!
【はまれぽ出版特別企画】 わんこそば108杯に挑戦して煩悩を飲み込み、はまれぽ本ベストセラー祈願!
はまれぽ調査結果!
ライター松宮は85杯、編集長・吉田氏は23杯食べて計108杯を完食! 煩悩を飲み込むとともにまたまた、はまれぽ本ベストセラーを祈願した!
ライター:松宮 史佳
12月某日。バンジーとの死闘を終え、ベッドの上で数日間ぐったりしている松宮に一本の電話が! 半分寝ぼけたまま電話に出ると、メガネを掛けた悪魔(編集部・吉田氏)の声!イヤな予感がして飛び起きると・・・
「お前、頑張ってバンジー飛んだからメシおごってやる!(by吉田氏)」と上機嫌な様子。「・・・もうこんな珍事は一生巡ってこないだろう」と思い、吉田氏が待ち合わせ場所として指定した東急東横線東白楽駅へ。
「あれ?!」吉田氏の姿がない!
「・・・もしや忘れたとか? あり得る・・・」と思っていると、悪びれもせず遅れて吉田氏が登場! 謝りもせず、「ほら行くぞ!」といつもの調子で先に歩いて行く。住宅街を抜け、駅から数分でおそば屋さんの「たち花」に到着!
「やった!年越しそばだ!」と中へ
すると、吉田氏はニヤリと笑い「そばはそばでも、お前が食べるのは『わんこそば』だっ」と一言。
「えー!!!」と大声を張り上げる松宮。
“食事へのご招待”の本当の意図は「煩悩の数と同じ108杯のわんこそばを食べ、煩悩を飲み込むとともにはまれぽ本が売れるように祈願しろ!」ということだったのだ!
実は松宮、「音を立ててそばをすする」ことができない。しかもそばをよく噛まないと飲み込めないので、「そばを食べるのが非常に遅い」。・・・飲むようにテンポよく食べなくてはいけないわんこそばにとって、致命的なのでは・・・?
「絶対無理!」と言うが、「取材で6kgのパフェも食っただろっ」と意に介さない吉田氏。
「たち花」店主の小清水浩一さんによると、「毎日、少なくとも一組はわんこそばを食べに来る」とのこと。関東でわんこそばを食べられるのは「おそらくここだけ(小清水さん)」。なので、「土日はわんこそばを食べるお客さんの予約でいっぱい」だとか!
「たち花」店主の小清水浩一さんと女将の恵子さん
2階にある店舗の真下でそばを打っている
小清水さんによると、「わんこに使うそばも自家製麺で通常のそばと同じもの」だとか。そば粉は3種類をブレンドしている本格派。
「たち花」では、「手打ちざるそば」や“そば・茶そば・天ぷら山菜”などが付いた「みちのくそば」(1200円)など、わんこそば以外のメニューも人気が高いそうだ。
1976(昭和51)年創業の「たち花」には多くの有名人が来店している
108杯のわんこそばに挑戦!
と、お店のことをいろいろ伺ったところで、いよいよわんこそばに挑戦することに!
わんこそばにも天ぷら・山菜・ねぎなどの薬味が付いている
「頑張るぞ!って感じでポーズ決めろ(by吉田氏)」
・・・ここまできたらやるしかない。「はまれぽの取材で何度覚悟を決めたのだろう」と今年を振り返る松宮。
トレーに大量のわんこそばが載せられてくる。
まずは1杯目! 「わー、美味しそう!」
わんこそばに使われているそばは“そば殻”も入っている。そばそのものの風味が楽しめて美味しい! お椀の中にそばつゆは入っておらず、そば自体に味付けされている。
わんこそばの量はひと口サイズ。「わんこそば15杯で通常のそば1枚分」と女将さん。100杯食べるのには「だいたい20分くらい」。女性が完食できる平均は60杯ほど。「女性は80杯、男性は100杯食べると岩手の記念品がもらえる」そうだ。
常に次のそばが準備されている
「そばを飲み込むように食べる→お椀にそばを入れる→また食べる」というのが大量にわんこそばを食べるコツらしい。
だが、松宮の場合、普段の100倍速で食べてはいるものの、「なんとか口にそばを入れる→噛んでそばを分解→やっと飲み込む…」という“通常の食事と同じペース”になっている。
なかなかそばを飲み込めない
吉田氏と女将さんに見つめられる中、自分1人だけ「そばを食べ続ける」というのは心理的な圧迫感がある。わんこそばは4名以上から予約可能。「確かに1人では食べにくいですね。皆で賑やかに食べた方が食べやすいですよ」と女将さん。
食べたら「はい!」「どんどん!」「それ!」とすぐに次のそばが!
これまでの生涯にないスピードでそばを食べまくる松宮。
が、20分でまだ30杯目=通常のそばの2枚分!
お椀につゆは入っていないものの、つゆにくぐらせて味付けをしている。そのため、お椀には少しずつつゆが溜まっていくので、ほかの器につゆを入れる。
・・・30杯目にしてかなりお腹いっぱい。ペースがさらに落ちた松宮に「ゆっくりだとそばのカサが増すので、早く食べた方がいいですよ」とアドバイスをしてくれる女将さん。
と、いうことで手がブレルほどスピードアップ!
あれだけ食べまくってまだ40杯!?と愕然