検索ボタン

検索

横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

  • 【随時更新】横浜のビアガーデン最新情報!予約もここから◎
  • 横浜家系ラーメン生みの親、吉村実に「はまれぽ」がインタビュー。好評の前編に続き後編絶賛公開中!
  • 横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう

ココがキニナル!

黄金町に眞葛焼という陶器の窯元があったそうです。横浜焼ともいわれ 国宝クラスの宝も排出したとか言われています。今も窯元があるのか 作品をどこかで見れるのか等調査をお願いします(ばらさまさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

戦後復刻の動きもあったが、現在では窯元は残っていない。その作品は、横浜駅近くにある「宮川香山 眞葛ミュージアム」で見ることができる

  • LINE
  • はてな

2013年02月03日

ライター:河野 哲弥

横浜ならではの焼き物、眞葛焼とは

最初は、その読み方すら分からなかった眞葛焼(まくずやき)。
インターネットなどで調べてみると、明治時代を中心に、海外の名だたる博覧会などで多くの受賞歴を誇った、横浜独自の焼き物であるようだ。さらに、横浜駅から歩いて10分ほどのポートサイド地区の一角に、眞葛焼専門のミュージアムがあることが分かった。
 


「宮川香山 眞葛ミュージアム」の入口
 

同ミュージアムが入る、ポートサイド地区のマンション外観


どうやら、テナントを借りて運営しているようで、家賃もそれなりに発生しそうなのに、営業しているのは、原則土日のみのとなっていた。ますます興味は湧くばかり、早速、取材を申し込んでみることにした。



横浜銘菓を製造する企業による、私設のミュージアム

お話を伺ったのは、同ミュージアムの館長を兼ねるという、株式会社三陽物産代表取締役の山本さん。本業は、横浜の文化を感じさせるお土産用などの菓子を、製造・販売しているそうだ。
 


山本さんと、同社の製品の数々
 

勝海舟にちなんだ、「勝サブレ」など


「もともと、横浜の郷土史が好きだったんです」と話す山本さん。この「勝サブレ」も、勝海舟が整備した神奈川砲台のことを調べていたところ貴重な資料を発見し、砲台の形をイメージして造ったものなのだとか。

この「宮川香山 眞葛ミュージアム」も、「眞葛焼は世界中で有名なのに、肝心の横浜では、ほとんど知られていないのが残念」と、一念発起して設立したのだとか。なお、ミュージアム単体では赤字となってしまうが、三陽物産の社会貢献活動と位置づけることによって、維持・運営をしているらしい。
今回は、眞葛焼をじっくり解説していただけるとのことで、山本さんに同館を案内していただいた。



時代の変遷と共に変化を遂げる、独特の作風

ミュージアムの受付を過ぎると、最初に、2つの陶器が並んでいる姿を見ることができる。
 


これら2つの眞葛焼には、大きな違いがある

 

向かって右、初期の作品には、立体的な造形美がうかがえる
 

左側の後期の作品は、磁器独特の透き通った色彩が施されている


まるで、異なる作陶家が造ったような、それぞれの焼き物。山本さんによると、どちらも初代・宮川香山による作品だという。

なぜ、このような違いが生まれたのだろうか。また、宮川香山とは、どのような人物だったのだろう。引き続き、山本さんにアテンドをお願いしてみよう。
 


初代・宮川香山 (1842<天保13>年~1916<大正5>年)


初代・宮川香山は京都の人、父親は現在の円山公園近くにある真葛ヶ原という場所に窯を持ち、焼き物業を営んでいたそうだ。眞葛焼の名称は、このことにちなむ。

香山はやがて、当時外貨を稼ごうとしていた薩摩藩に招かれるほどの才覚を発揮した。明治維新後の1871(明治4)年には、横浜の豪商、鈴木保兵衛(すずきやすべえ)から資金提供を受け、現在の南区庚台に開窯したそうだ。
 


香山の初期の作品一例、白くて細かなヒビが入る薩摩焼の特徴を持つ


当時、スポンサーであった鈴木保兵衛は香山に対し、薩摩焼や瀬戸物など、既に人気のあった焼き物を造るよう依頼していたようだ。なぜなら、外国人が好んで、買い付けをしていたからである。

しかしその後、鈴木保兵衛は本業が立ちゆかなくなり、支援が続けられなくなってしまう。香山が独自の技法を確立し、自身の作風を作りあげていったのは、その後の話となる。

 


「高浮き彫り」と呼ばれる、香山独自の立体的な表現がはじまった
 

器の一部とは思えない、生き生きとした造作



初期と後期の作風が違う理由は次のページで明らかに!≫
 

  • LINE
  • はてな

おすすめ記事

鶴見区馬場の「埋蔵文化財の発掘調査」って何が埋まってるの?

おひとり様のカフェ利用大歓迎。18種の個性豊かなお風呂に加え、有名店の味が楽しめる料理も自慢!

  • PR

人間国宝の陶芸家、加藤土師萌と浜田庄司ってどんな方?

横浜駅から20分の場所で非日常を満喫。家族旅行やみなとみらいの観光にオススメな、横浜唯一の料理旅館

  • PR

【編集部厳選】はまっこなら歌って踊れる!? I Love YOKOHAMA特集!

みなとみらいの絶景を独り占め。絶品料理とサービスが魅力の「屋形船すずよし」で最高の横浜クルージングを

  • PR

【横浜の名建築】三溪園 春日局ゆかりの聴秋閣

厳しい社会という戦場を生き抜く大人達の遊び場!巨大屋内型サバイバルゲームフィールド「ウーパー新横浜」

  • PR

新着記事

いぼに効く!?神奈川区神大寺にある「塩嘗(しおなめ)地蔵」って?

    • 面白かった81
    • 面白くなかった3
    • コメント0
  • 2019年05月23日

相模原の相模川沿いに点在する「ヤツボ」という水場の正体とは?

    • 面白かった68
    • 面白くなかった2
    • コメント1
  • 2019年05月24日
【随時更新】横浜のビアガーデン最新情報!予約もここから◎
横浜家系ラーメン生みの親、吉村実に「はまれぽ」がインタビュー。好評の前編に続き後編絶賛公開中!
横浜の家系ラーメン「全店制覇への道」家系家系図を作ろう

はまれぽ編集部のイチオシ

昇進や資格取得、スキルアップしたい人が集う“大人の”有料自習室があった。

  • PR

「なごみ空間 ~ネコもなごむ箱庭~」に、はまれぽが潜入。人に優しく寄り添う“横浜弘明寺の母”がいた!

  • PR

横浜初! 「VRエクササイズマシーン“イカロス”」を体験してきた。

  • PR

横浜屈指のパワースポットを目指して、眺望も楽しめる「LM総合法律事務所」

  • PR

野毛に新たな焼き鳥の名店出現。笑顔の華咲く「華蔵」

  • PR

一切れで酔えると噂の「Happy Rummy」のアルコールケーキ製造現場に密着。つまみとの相性検証も

  • PR

通りかかるとゴマ油の香ばしさに誘われてお腹がすく。昭和33年創業の関内の名店天ぷら・肴「登良屋」

  • PR

安くてハイクオリティは当然! エンターテイメント性で思い出の引っ越しを演出する「スター引越センター」

  • PR

豊富な経験をもとに不動産や相続の悩み解決をサポート。明るく前向きな社会づくりの活動にも注目!

  • PR

野毛のリトル大分で郷土料理と銘酒を存分に味わう「如水」

  • PR

みんなのキニナル投稿募集中!!

はまれぽ編集部が
キニナルことを調査してお答えします!!

  • 昔、江ノ島の参道のお店に飾られていた「頭蓋骨に蛇が絡んだ置物」はなんだったのでしょうか?覚えている人...

  • 昔、江ノ島の参道のお店に飾られていた「頭蓋骨に蛇が絡んだ置物」はなんだったのでしょうか?覚えている人...

  • 暑くなってきました。暑くなると花火大会がとても待ち遠しいですね。安全上の問題で 中止になっているみな...

あなたはどう思う?

リニューアルしたトップページの感想は?

最近のコメント

アクセスランキング