【GWれぽ】「神奈川地ビール&地元フード祭」ってどんなイベント ?
ココがキニナル!
5月5日からはじまった「神奈川地ビール&地元フード祭」はどんなイベントですか ?
はまれぽ調査結果!
神奈川の地ビールや地フードが楽しめる被災地応援イベントです!
ライター:河野 哲弥
ゴールデンウィークもいよいよ終盤戦。
しかし横浜には、まだまだこれから本番を控えるイベントがたくさんあります。
5月5日から8日まで、キャプテン翼スタジアム「横浜みなとビアガーデン」で行なわれる「神奈川地ビール&地元フード祭」もその1つ。一体どんなイベントなのか、「はまれぽ」が追ってみました。
5月の風が薫る会場は、開催直後から大盛況
11:30 開園時の会場の様子
スタート直後からほぼ満席となった
このイベントは、「神奈川の元気は日本の元気」をコンセプトに、株式会社横浜ビールが発起人となって開催された震災応援プロジェクト。入場料と利益のほとんどは被災地の支援に寄付される仕組みです。
同社が神奈川の地ビールメーカーや地元企業などに声がけをしたところ、急な話にも関わらず、これだけの協力を得られたとのこと。まずはともあれ、その横浜ビールを頂いてみましょう。
同社のブースと、取締役の田口氏(中央の男性)
2008インターナショナルビアコンペ金賞獲得の「ヴァイツェン」
一般のビールの多くが下面発酵という方法で醸造するのに対して、この「ヴァイツェン」は上面発酵を行なうのが特徴。濁りがある分、果実のようなフルーティーな風味で咽越しにコクがある。同社では、他にも「ピルスナー」など18銘柄の中から、日によって数種を提供するとのこと。だから毎日このイベントに来ても違うビールが楽しめます。
ビール一杯で何ができるのか、チャレンジしたかった
株式会社横浜ビール社長、太田氏に話を伺った
このイベントは震災当日から2ヶ月を経ない間に、企画からリリース、そして実行までの全てが行われたことになります。
そのスピード感は民間企業ならではのもの。一体どうやって成し遂げたのでしょうか。
その辺の事情を聞くと、「成功とか利益を考えていたらこんなことできません」と、太田さんは言います。中華街で毎年恒例となっている仮装パレードなどが続々と中止になり、自粛ムードが日本全体を覆う中、「ビール一杯で何ができるのか」に敢えてチャレンジしてみたのだそうです。
「そりゃ、頑張りましたよ」
この一言に、本来行政がやるべき仕事を、理屈抜きで成し遂げようとする心意気が感じられますよね。
ところで来場客の様子はどうなんでしょうか?
色々と話を伺ってみたところ、皆さん地ビールや地元フードに舌鼓を打ち、今回のイベントを楽しんでいるご様子。
中区在住のご家族、皆さんで20杯以上を飲んでいるらしい
保土ヶ谷からいらっしゃった方、浜っ子が多いようだ