磯子区役所認定!?「磯子の逸品」ってなに?
ココがキニナル!
磯子区役所で認定している「磯子の逸品」が気になります。区役所作成のPR動画もふざけてるのか本気なのか?是非調べてください!(ようさんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
磯子区の魅力をPRする活動の一環として「食」の観点から、2011(平成23)年に27品を認定。PR動画は「真面目に作っています」とのこと
ライター:伊藤 健志
まずは、質問にあった“ふざけているのか本気なのか分からないPR動画”を、YouTubeでチェックしてみよう。
磯子区では、区内のさまざまな魅力を伝える「磯子区再発見」という広報動画を配信しているが、その中には「磯子の逸品」を特集した動画も配信されている。
「ノスタルジック編」「ティータイム編」「お食事編」の3部から構成されるこの番組、逸品とそれを提供するお店のレポートに関しては、至極真面目に作られている印象である。
食レポの様子はいたって真面目だが・・・(YouTubeより)
ただ、一番最初の「ノスタルジック編」を覗いてみると、ロート製薬が2010年まで放送していたオープニングキャッチのようなメロディに乗せて「いそご いそご いそごぉ♪」と唄うオープニング。
そしてニュースショーを彷彿とさせるテーブルに横並びで座る男女の迷司会? ぶり。
この司会者のやり取り、確かにふざけているようにも見えなくもない(YouTubeより)
「いや、PR動画に関しては、結構真面目に作っているんですけどねぇ」と苦笑するのは、磯子区役所の総務部区政推進課企画調整係・佐藤氏。
磯子の魅力を発信する事業としては、区内に改革推進会という横断的なプロジェクトを立ち上げ、これまでにもいろいろな企画を実行。
この磯子の逸品に関しては、とくに“食”の観点から磯子の魅力をPRできないか? という考えから企画され、いまから2年前の2011(平成23)年に最初の認定が行われている。
磯子区役所
磯子区役所総務部区政推進課の青木課長(左)と、同企画調整係の佐藤氏
モニター審査で27品を選定
選定に関しては、公募で選ばれた36人の区民モニターが審査。モニターの顔ぶれは「最初は時間に余裕のある年配の方が多くなるかな? と思っていたのですが、意外に若い女性や男性も多かった」という。
まず区民からの応募で選ばれた63品の候補の中から、モニターには1人当たり7品を試食してもらい、1つの候補に対して4人のモニターが、1人70点の持ち点の中から、
1.磯子らしさ(地域に根ざしている、愛着があるなど)
2.おいしさ
3.見た目
4.技術・工夫
5.価格
6.店の雰囲気
―—の項目ごとに配点。その合計点が優秀だった上位27品が“磯子の逸品”として認定された。
晴れて認定となった27品の「磯子の逸品」と認定店は、2年前の「磯子まつり」の会場で表彰された。また昨年の磯子まつりの期間中には「うまいものフェア」と題して、逸品認定店19店が出店し、まつりを盛り上げた。
逸品伝道師(左)と口コミ特派員の認定カード
さらに2012(平成24)年の10月1日から3月末日までの期間中、認定店のスタンプラリーを開催。
10店なら「口コミ特派員」の称号と各店でのサービスが、26店すべて(当初は27品であったが、その後1品が提供終了となったため、現在は26品)を訪れた強者には「逸品伝道師」の称号と、口コミ特派員よりも、さらにオトクなサービスが各店で受けられるという特典が与えられた。なお、この「逸品伝道師」は35人に上った。