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パシフィコ横浜で開催中の特別展 マンモス「YUKA(ユカ)」の魅力をライター松宮が徹底レポート!

ココがキニナル!

パシフィコ横浜で2013年7月13日から9月16日まで開催している特別展 マンモス「YUKA(ユカ)」の内容を教えてください(すすむさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

特別展 マンモス「YUKA(ユカ)」は2010年にシベリアで発掘された冷凍マンモスYUKAを世界に先駆けて一般公開!実際に骨や毛に触れることができる!

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ライター:松宮 史佳

2013(平成25)年7月13日から9月16日までパシフィコ横浜で開催している「特別展 マンモスYUKA」(入場料:一般・高校生以上2200円、小中学生1200円)。開催日前日の報道内覧会に参加した松宮。展示会の“見どころ”を一挙にご紹介する!



少女マンモスYUKA(ユカ)とは
  


事務局の金子さんにお話を伺う

マンモスYUKA(ユカ)は3万9千年前に生息していた10歳のマンモスの雌。2010(平成23)年にシベリアの永久凍土から発掘された。天然の冷凍庫に保存されていたため、通常ならば腐ってしまう4本の足や長い鼻なども残っている。

ここで、マンモスの名前である「YUKA(ユカ)って和名ですか?」と質問。すると、YUKA(ユカ)が発見されたサハ共和国の「地域名ユカギルにちなんで付けられた」と金子さんが答えてくれる。・・・日本公開に向け、「日本名を付けたのか!」と勘違いしていた松宮。
・・・はずかしすぎる。
 


報道内覧会には、公式サポーター「MAN WITH A MISSION」の姿も!

 
 

特別展の目玉を尋ねると、ほぼ完全な状態で残ったYUKA(ユカ)を「世界初公開すること」と金子さん。また、「実際にマンモスに触れるコーナーがある」のもポイントだ。

“目玉がいっぱい”の特別展を横浜で開催しようと思ったのは「観光スポットがあり、広く集客が見込めること」と金子さん。動員は「50万人を見込んでいる」そうだ。
 


いよいよ展示スペースに突撃することに!





少女マンモスYUKA(ユカ)と対面!
 


 
 
「ぐっさん」こと山口智充さんの音声ガイドとともに展示を歩く

・・・入口から中へ。

ついにYUKA(ユカ)との対面を果たす。「おおっ!」と興奮する松宮。YUKA(ユカ)は3万9千年前から現れたにもかかわらず、「かなり完全な状態」だ。
 


全長3m、4本の足や長い鼻なども残っているのはすごい!
 


 

2013年、YUKA(ユカ)からほぼ完全な状態で取り出すことに成功した脳についても紹介


マンモスの脳は内臓よりも腐りやすい。そのため、これほどよい状態で専門家の手に渡るのは初めてだそう。
 


YUKA(ユカ)が発掘されるドキュメントも流されている
  

今回のもう1つの目玉、冷凍ケサイ「KOLYMA(コリマ)」©MASAAKI AIHARA

 
ケサイはサイの一種でマンモスと同時代に生息していたとされる絶滅動物。2007(平成19)年、3万9千年前のケサイ(雌)がコリマ川下流で発見されたので「KOLYMA」と命名された。
 


人間とマンモスとのかかわりを紹介するコーナーへ


マンモスは食糧だけでなく腱はひも、骨や牙は住居の素材など余すことなく使われていた

マンモスの皮は「住居に使用されていたのか」と初めて知り、驚く。



ケマンモスって何?



ケマンモスはシベリア寒帯に生息し、約1万年前に絶滅した動物。マンモスは動物の分類上は“ゾウ科”に属する。そして、“ゾウ科”の中に“マンモス属”がある。その中にはメリジオナリスゾウ(暖帯マンモス)、トロゴンテリゾウ(温帯マンモス)、そしてYUKAが属すケマンモス(寒帯マンモス)が含まれている。
 


ケマンモスのオスは肩の高さが2.8~3.4m、メスは2.6~2.9mある

 


  

とてもめずらしいケマンモスの胎児の化石


体の大きさや歯の生え具合から新生児と思われるが、ひじや手首の曲がり具合が強いことから胎児と判断されるようだ。

・・・新生児といえどもケマンモス。生きていたら「さぞや大きいんだろうなー」と想像。

続いて「マンモスにタッチ」できるコーナーへ!