横浜「1000ぶら」商店街探訪Vol.8 歴史ある「大口通商店街」の名店から集結した「大口通商店街弁当」を試食
ココがキニナル!
神奈川区の歴史ある大口通商店街にて、商店街オリジナル弁当を作成。制作費850円で豪華なオリジナル弁当(2人前)が完成
ライター:クドー・シュンサク
おなじみまではまだいかないだろうが、7月から始まったはまれぽの新連載企画、「横浜1000ぶら商店街探訪」。
8回目の今回は、JR横浜線大口駅西口から徒歩約5分、大口通商店街にて1000円を手に商店街のオリジナル弁当を作ることに。
長い歴史と味に覚えアリ、という店が多く存在する大口通商店街。弁当完成後は商店街の会長に試食していただき、商品化できればなお良し。
おかず探訪その1
大口通商店街オリジナル弁当作りスタート
商店街地図で店探し
写真手前のハンディカメラを持った男性は、以前取材させていただいたYOUテレビのディレクターの方で、今回の取材風景を撮影に来てくれた。詳しい情報は後ほど。
地図と弁当箱を手に商店街探訪開始。まずは、精肉とお惣菜のお店におじゃました。
「横濱みやだい」さん
大口通商店街ができる前、戦前からの歴史を誇る「横濱みやだい」。店主の方に取材の主旨を説明し、弁当のおかずを一緒に選ぶことに。
「横濱みやだい」3代目店主の宮代錦一(きんいち)さん
まずは宮代さんのおすすめであり、弁当おかずのポストマン的存在、鶏のからあげ(4個183円分)を購入。すると宮代さんから「ウチの商店街の弁当を作ってくれるのなら店から1品サービスさせてよ」とのお言葉。
こちら自家製チャーシューを
宮代さんのご厚意でいただくことに
サービスでいただいたチャーシューは、人工着色料を使用せず、色を出すために「紅麹」を使用。麹から出た酵素が肉をやわらかくして美味しくいただける仕上がりになっているとのこと。
大口通商店街オリジナル弁当はパンチのある肉料理から始まり
探訪再開。続いては店構えから出るオーラに吸い寄せられるがままに1軒のお店へ。
ずらっと並んだ
練り物群
ロケ番組
こちらは創業80年の「能登屋」さん。1日に1000個ものさつまあげが売れるという人気店。店の方に取材主旨を伝え、おかずにする1品を吟味。弁当箱内のいろどりも加味して、しそ巻(147円)を購入。「ほかに弁当に合いそうなものってなんですかね」と尋ねると「ひとくちサイズのものがありますよ」と教えてくれた。そして「お弁当作りをされてるんでしたら、コレはサービスで差し上げますよ」のお言葉。大口通商店街、優しい方々ばかり。
こちら購入したしそ巻
こちらやさしい店員さん
サービスでいただいたひとくちサイズのさつまあげ「しのだ」としそ巻をおかずに追加
「からあげ・チャーシュー・さつまあげ2種、けっこう茶色いな」と思いつつ、次のおかず探訪へ。
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