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11月16日公開予定の横浜市内が全面ロケ地になった映画「ヨコハマ物語」を密着取材!

ココがキニナル!

11月16日(土)公開予定の横浜が舞台の物語「ヨコハマ物語」のロケ場所の取材をお願いします(山下公園のカモメさん/あかいくつサポーターさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

日産スタジアム、山下公園、マリノスタウンに密着取材。喜多監督、北乃きいさん、奥田瑛二さん、中澤佑二選手、横浜市民が一緒に映画をつくっていた

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ライター:桐生 由美子

喜多一郎脚本・監督「ヨコハマ物語」は11月16日(土)横浜ブルク13ほか劇場にて公開予定、タイトルどおり横浜市内がメインロケ地になっている映画で、7月31日(水)に撮影開始、とのこと。さっそく「ヨコハマ物語」について詳しい調査を開始! ロケ現場を密着取材することに。

まずは、「ヨコハマ物語」のストーリーをざっくりと。
両親を亡くして施設で育った松浦七海(ななみ/北乃きい)は、家賃が支払えないほど貧乏なアマチュアバンドのマネージャー。一方、田辺良典(奥田瑛二)はサッカー場の芝生の管理をする「グリーンキーパー」を定年まで40年間勤め、退職したその日に妻を病で亡くしてしまった男。まったく接点のなかった2人が偶然出会い、田辺家で一緒に暮らし始める。そして、偶然が重なり、5歳の息子を持つシングルマザー、不動産会社勤務のOL、大阪生まれの無職の女と、奇妙なシェアハウス生活が始まる。何気ない暮らしや人々の温もりに触れながら、厳しい現実と向き合う女性と、妻と仕事を同時に失くした男が人生を再生していくストーリー。
 


11月16日(土)公開予定「ヨコハマ物語」

そして、「ヨコハマ物語のエキストラ出演募集」という情報を入手。日産スタジアムで、奥田瑛二さんと一緒に観客として映画に参加できるという。



日産スタジアムに鳴り響くエキストラサポーターの歓声



日産スタジアムへ到着すると、マリノスのユニフォームやブルーのTシャツに身を包んだ若者やファミリーでごった返している。
 


スタッフの指示のもと撮影現場へ移動するブルーの集団


エキストラが客席につくと、喜多監督が登場。カメラ位置を確認しながら指示を出し、エキストラの立ち位置を決めていく。

着席すると、田辺良典役の奥田瑛二さんが登場! エキストラからは歓声がわき、同時に撮影に向けて緊張感が走り始める。
 


気さくな奥田さんがまわりに話しかけると和やかな雰囲気に


撮影内容は、試合を観戦する奥田さんとサポーターのシーン。エキストラはゴールが決まった喜びの瞬間や、惜しくもシュートを外したときの観客を演じる。実際に試合が行われているわけではないので、エキストラも試合を見て一喜一憂しているかのような「演技」をしなければならないのだ。
 


いっせいに拍手をするシーンのリハーサル
 

ゴールを外したシーンの本番。エキストラの演技力もお見事!
 

思わずハイタッチをする奥田さんとエキストラ


観客席を撮影している筆者は、思わず後ろを振り返った。あまりにリアルな観客の反応に、実際に試合がやっているような錯覚におちいったのだ。

エキストラの「本気の歓声」の甲斐もあって、奥田さんとエキストラの撮影はスムーズに終了。
最後に奥田瑛二さんの奥さん役の市毛良枝さんも登場し、みんなで記念撮影が行われ、エキストラ参加シーンの撮影は終了した。
 


本当のご夫婦のような奥田さんと市毛さん