11月16日公開予定の横浜市内が全面ロケ地になった映画「ヨコハマ物語」を密着取材!
ココがキニナル!
11月16日(土)公開予定の横浜が舞台の物語「ヨコハマ物語」のロケ場所の取材をお願いします(山下公園のカモメさん/あかいくつサポーターさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
日産スタジアム、山下公園、マリノスタウンに密着取材。喜多監督、北乃きいさん、奥田瑛二さん、中澤佑二選手、横浜市民が一緒に映画をつくっていた
ライター:桐生 由美子
喜多一郎監督の映画への思いを直撃!
撮影終了後の喜多監督に声をかけると、とても気さくな対応。
―「ヨコハマ物語」はどんな作品ですか?
僕の映画はすべて「人間再生ドラマ」なんです。挫折したり孤独になったりした人が、環境を変えたり人と出会ったりすることによって再生していく。今回もそれがテーマです。
―今回の作品の舞台に横浜を選んだわけは?
湘南を舞台にした映画を、これまで3~4本撮りましたが、そのたび横浜の人たちに応援してもらっていたので、いつか撮りたいと思っていたんです。単純に横浜が好きだから、という理由が一番なんですけどね。
―横浜で一番好きな場所はどこですか?
元町や山手、山下公園も好きですね。実は僕の奥さんと初めてデートしたのがそのあたりなんですよ。当時、うちの奥さんが横浜に住んでいたので。出会ってから今年で40年目。横浜を懐かしみながら撮影をしています。
―今回、横浜F・マリノスが全面協力した理由は?
横浜を代表するものとコラボができたらと思っていたんです。そしたらマリノスの広報の方が台本を読んで、作品をとても気に入ってくれて。願いが叶いました!
―ありがとうございました。
爽やかな笑顔が印象的な海の男、喜多一郎監督
さらに、「ロケ地におじゃましてもいいですか?」と聞く筆者に、喜多監督から「もちろんいいですよ!」と嬉しいお言葉が!
・・・というわけで後日、ロケ地の取材へ!
まずは山下公園でのロケ現場へ。
撮影内容は、北乃きいさん演じる松浦七海が、5歳の息子を持つシングルマザーに出会うシーン。この日は8月中旬。真夏の太陽が肌をさす暑さの中で行われている。
笑顔でスタッフやエキストラと打合せをするきいさん
本番スタート前に気持ちを入れるきいさん。表情がキリッと変わる
元気な役に合わせて活動的に座るきいさんがとてもキュート!
約2時間の山下公園でのロケが終わると、次はマリノスタウンへ移動。
マリノスタウンには奥田瑛二さんと、本人役で映画俳優初チャレンジの横浜F・マリノスの中澤佑二選手も登場だ!
マリノス選手からスタッフまでがスクリーンデビュー!
マリノスタウンでは、オフィシャルショップ「トリコロールワンみなとみらい店」での撮影からスタート。
田辺良典の役はこのピッチの芝生を管理するグリーンキーパー
奥田さんの親しみやすいキャラがスタッフをリラックスさせたり・・・
きいさんのかわいらしい笑顔に癒やされたり・・・
ピッチでは、グリーンキーパー役の奥田さんのシーンを撮影する。「グリーンキーパー」とは、サッカー場やゴルフ場、公園などの芝生を育てて管理する人のこと。スポーツをする人たちの、縁の下を支える大切な仕事だ。
炎天下の芝の上の走る奥田さん
奥田さんが本当にグリーンキーパーに見える!
ピッチでの撮影が終わると、スタッフがいっせいに移動。
次は、定年を迎えてピッチを去るグリーンキーパーの田辺に、中澤選手が声をかけてお礼を言うシーン。中澤選手を見ていると、初の俳優という仕事に真剣に取り組もうとする姿勢からか、緊張感が伝わってくる。
役に入り込む奥田さんを目の前に緊張する中澤選手
何度も打合せをしながら撮影が行われる
2人のシーン、無事に撮影終了!
3人で記念撮影。やっと中澤選手が笑顔に(笑)