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横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

横浜エクセルホテル東急跡地に登場した屋台村の正体とは?

ココがキニナル!

横浜駅の横浜エクセルホテル東急跡地に屋台村が出来ています/東急ホテル跡地に屋台ののぼりがあるのが、JRのホームからよく見えます。いったい何?(秋沙さん、rin_kaさん)

はまれぽ調査結果!

バーベキュー総合サービス「デジキュー」と東北支援を行なう組織「かながわイレブン」がコラボした、東北復興支援のための期間限定イベントだった!

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ライター:コハル

電車の窓から見える屋台村?

横浜駅西口から徒歩すぐの、横浜エクセルホテル東急跡地に最近突如現れた謎の屋台村。電車の窓から眺めて「あれは一体ナニ?」と気になっていた人も多いだろう。一体誰が何の目的で開催しているものなのか? 読者からのキニナル投稿を受け、ライター・中原が早速調査のため現地に行ってみた。

つい先日までは空きスペースだった空間に、複数の屋台が並んでいる。まだ17時を過ぎたころだが、ちらほらお客さんの姿も見える。入り口付近でうろうろしていると、このイベントの概要を示す看板を発見!
 


入り口付近には堂々たる看板が立っている


看板には「『デジキュー』×『かながわイレブン(東北支援団体)』~あなたの気持ちが直接東北に届きます~」と記載されている。それでは、このイベントを主催している「デジキュー」×「かながわイレブン(東北支援団体)」の担当者に直接話を聞けば、キニナル真相が分かるはず! ということで、早速会場内でスタッフをつかまえてインタビュー。

インタビューに応じてくれたのは「デジキュー」社員で今回のイベントの店長を務める高橋さん。

看板にあったデジキューは「株式会社デジサーフ」という会社。“バーベキューをもっと身近に、便利に、簡単に”をテーマに、バーベキュー総合サービスを展開している。実は今回のようにバーベキューと併設して屋台を作るのは、初の試みだという。

「ここでイベントを開催すると決めてから色々と考えたのですが、横浜駅周辺はひと休みできるカフェや喫茶店が意外と少ないし、軽食がとれるような飲食店も、混雑していて入れないことが多いんです。横浜駅を利用する方々に少しでもお役に立てるようにと、空き地だったホテル跡地を利用して、気軽に休んだりゴハンを食べられるような屋台スタイルにしてはどうかというアイディアが出ました。また、せっかく駅周辺の人が集うスペースを確保できたので、何かお祭り的な要素も取り入れたかったんです」と高橋店長。
 


ピンクのユニフォームで気合バッチリです


屋台の出店に協力してくれる飲食店を探していたときに知り合ったのが、看板にあった、神奈川県内の外食経営者11名からなる組織で、外食産業を通じて東北復興支援に取り組んでいる「かながわイレブン」。
デジキュー側も、かながわイレブンの取り組みに共感し、協力することになったのだという。

それでは、パートナーのコメントもぜひ聞かせていただきたい!
ということで、かながわイレブンのスタッフ志村さんにもインタビューをさせていただく。
 


元気いっぱいの志村さん。イベントに対する意気込みが伝わってきた


―最初にデジキューからこのお話を聞いたときはどう思いました?
「屋台村とバーベキューという企画が斬新でしたし、とても魅力的な話だと思い協力させていただくことにしました。僕らの行っている東北復興支援の取り組みにも、デジキューさんは快く賛同してくださいました」

―今回はどんな飲食店が参加しているのですか?
「神奈川の選りすぐりの名店を集めさせていただきました! 野毛のホルモン焼き店『もつしげ』さんをはじめ、人気店のメニューがリーズナブル価格で堪能できるので、とてもお得だと思います」
営業は9月11日から始まっており、11月末まで営業の予定という。
仕事帰りにお酒を飲みに来るだけでなく、ランチに利用する人もいるそうで、屋台村でしか味わえない限定メニューもあるとのこと。
 

会場内を回ってみよう!

まずは入り口でリストバンドを購入。今回のイベントは「時間制課金システム」を採用しており、「ソフトドリンク飲み放題付き10分/100円」または「アルコールを含む60種類以上飲み放題付き10分/200円」のどちらかを選択できる。
このリストバンドのバーコードを読みとることで、退出時に清算ができるというシステムだ。そして今回はこの売り上げの1%が、日本赤十字社を通して被災地に寄付されることになっているという。
 


リストバンドで滞在時間を確認できるシステム


ドリンクメニューはかなり充実! オリジナルカクテルもかなり種類が豊富なので、お酒好きにはたまらない。これで10分200円ならお得かも?
 


人気はスパークリングワイン!


時間は18時をまわり、徐々にお客さんも集まり活気づいてきた会場内。
高橋店長のお話によると、「現在は400席くらい用意しておりますが、週末は19時くらいになるとほぼ満席状態になります。ただし、時間制というシステムを採用しているため、お客さんの回転が良く、大勢のお客様にご利用いただけるようになっています」とのこと。

客層は男女比が半々ぐらい。ベビーカーを押した子ども連れの姿もちらほら見受けられる。
 


にぎわい始める会場内。ピークを迎えるのは19時前後とのこと