県内の名店がズラリ！

今回屋台を出店しているのは、神奈川県周辺の名店・人気店から選りすぐった8店舗。から揚げ、沖縄料理、もつ煮込みなど個性の異なるお店がラインアップされている。バラエティ豊かなメニューを眺めているだけでも飽きない。
　

フレッシュな野菜をお酒のおつまみに。「野菜de一献」
　

腹ペコの方には「鶴一家」のラーメンもおすすめ

本格的＆ボリューム満点の沖縄料理が楽しめるのは、茅ヶ崎市にある先ほどの志村さんの「okinawa　chicken　house」。人気なのはソーキソバ（大・650円　小・450円）とジューシーな鶏の丸焼き（1羽1600円）！
　

「タコライス（600円）もオススメ！」と志村さん
　

「もつしげ」の「塩煮込み（500円）」。大根や豆腐がたっぷり入っている会場限定メニュー

関内にある鶏料理専門店「ハマの鶏次」からは美味しそうな香りが漂っている。
　

「俺の鶏からあげ（300円）」
　

香ばしい匂いがたまらない「Fumi's Kahuku shrimp」の「スパイシーガーリックシュリンプ」700円
　

「kou：kai（クウ・カイ）」のたこやき（500円）もおいしそう
　

はまれぽのステッカーも貼らせていただきました！

そしてこのイベントを訪れたからにはぜひ味わってほしいのが、海産物をその場で買って炭火で焼くことができるバーベキューメニュー。横浜卸売市場から毎日取り寄せているという、サザエ（500円）などの新鮮なシーフードが満載。
　

市場直送の新鮮シーフードはバーベキューで食すと美味しさが倍増

毎週土曜・日曜日 （6～9時）は、宮城県名取市の「ゆりあげ港朝市」が出張朝市として、同店にて地域物産イベントも開催。横浜にいながら東北の新鮮な海の幸や採れたての野菜、地場産品などを現地格安価格にて購入可能だそう。

バーベキューを楽しんでいるお客さんにも話を聞いてみることに。

「このイベントが東北復興支援を目的にしていると聞いて足を運んでみました。実は僕の友人が福島に住んでいて、東日本大震災を経験しているので、自分も何かしらの形で東北の復興に役に立ちたいという思いがありました。自分たちがここにいるだけで、少しでも被災地に貢献できているのだと思うと、それだけで少し嬉しい気持ちになります」
　

このあと福島に向かうという長崎（左）さんと須藤さん

会場の雰囲気をたっぷり堪能したところで、最後に高橋店長からメッセージを頂戴した。

「今回はイベントの売上げの1％を、日本赤十字を通して被災地に寄付することになっています。正直、１％は少ないのでは？　という方もいらっしゃるかもしれません。でも、寄付する金額以上に、私たちは“あの震災を思い出してもらうこと”にこだわっているんです。このイベントを機に、横浜のみなさんに震災を改めて振り返っていただければと思います」

「11月に入ると寒いのでは？　と心配する方もいらっしゃいますが、屋台やバーベキューの熱気があるので、想像以上に会場内は温かくて快適に過ごしていただますよ。今後はマジックショーや大道芸のパフォーマンスなど多彩なイベントも企画していますので、ぜひ一度お立ち寄りください！」
　

スタッフのみなさんの明るい笑顔に心が癒される

取材を終えて

高橋店長をはじめとして、会場内のスタッフはみんな笑顔とエネルギーにあふれていて、その場にいるだけでも楽しい気分にひたることができた。震災から約2年半。あの出来事を忘れないためにも、これからもこういった取り組みの一つひとつを大切にしてほしいと痛感した。


―終わり―

　
「デジキュー × かながわイレブン（東北支援団体）～あなたの気持ちが直接東北に届きます～」
所在地／神奈川県横浜市西区南幸1-1-12（横浜エクセルホテル東急跡地）JR横浜駅　きた西口駅前　
営業期間／11月30日（土）まで【予定】
営業時間／9：00～23：00