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クリーミーかつマイルドな家系ラーメン店はどこ?~横浜の家系ラーメン全店制覇への道 其の拾弐

ココがキニナル!

「家系ラーメン全店制覇への道」 今回お送りするのは、クリーミーでマイルドな家系ラーメンが食べられる「九ツ家」「源泉」「大岡家」の3店舗をご紹介!!

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ライター:はまれぽ編集部

横浜市内の「家系ラーメン」店を全店調査するという無謀とも呼べるこの企画。前回は一風変わったラーメンを扱う家系ラーメン店、「味王」「半蔵」「三國家 南本宿店」の3店舗を紹介した。
 


家系なのに二郎!?(写真:三國家南本宿店)


「家系ラーメンといってもひとくくりにできないんですねぇ~。感心します!」
そうつぶやくのは新人ライター・千葉こころ(以下:チバコロ)。今回から家系プロジェクト本部より、家系全店制覇の取材を手伝うように言われ、心躍るさまを隠せない様子。

だが、その横で編集部・千葉がなにやらソワソワしている・・・。なにやら何かを言いたくてたまらないようだが、話しかけてもどこか上の空。はたして今回の取材は大丈夫なのだろうか? と思った矢先、最後の最後で衝撃的な事実が発覚した!!
 


チバコロと編集部・千葉との間にいったい何があったのか!?




開店当初の味がクリーミー系へと大変身! 「九ツ家@六角橋」



2014年某日、携帯電話にマーコ氏から着信が――
彼いわく、「最近、ガッツリパンチの効いた家系ラーメンばかりだったので、今回はクリーミー系かつマイルドなものが食べたい」とのこと。そこで今回はテーマをそれらに絞り3店舗紹介することにする。
 


最近、暴君になりつつあるこの男、マーコ氏


まず最初に向かったのは、京急線白楽駅から歩いて10分ほどの場所にある「九ツ家(ここのつや)」。話を伺ったのは店長の清田秀樹(きよたひでき)さんで、聞くところによると現在3代目の店長を務めているとのこと。
 


店主の清田さん。若いのにしっかりしている青年だった


初代の店長が吉村家の直系店「横横家」から独立し、2008(平成20)年に同地へオープン。その後、初代店長が2年、2代目店長が3年勤め、昨年2013(平成25)年10月に清田さんが3代目店長として店を任されることになる。
 


クラシックな店内


直系店の味の特徴といえば、しょう油感が強いことが挙げられるが、同店もそのような味なのだろうか。しかしその答えはNo。以前は直系店の味で勝負していたそうだが、2代目店長のころからクリーミー系スープの味へとシフトし、現在に至るそうだ。
 


以前は丸山製麺だったが、1年前より大橋製麺を使用している


同店は神奈川大学の近くにあるということで、訪れる客は学生がメイン。そのため、腹いっぱい食べてもらえるようにとの心遣いから、ラーメンを注文した客にはライス食べ放題のサービスをおこなっている。
 


炊飯器から自分が好きなだけご飯を盛ることができる

 

「若いモノには負けん!」・・・大人げないですよ、マーコさん


では肝心のラーメンを食べてみることにしよう。はたして直系の味からクリーミー系の味にシフトしたその破壊力やいかに!?
 


見た目がとってもクリーミー! ラーメン(650円)


>家系マイスター・マーコ氏
一瞬、何が起こったのか? と言葉を失ってしまうくらい、以前のラーメンとは異なる一杯。商品力だけで言えばこれはこれで旨いのだが、やはり、九ツ家と言えば直系の味が食せる店だっただけに残念である。

>編集部・千葉
元・直系店からの独立店舗とは思えぬほどのクリーミーさ。ただ、インパクトが少し薄いのでしょう油感がほしいかも。あと、ご飯食べ放題はとても嬉しいところですね。

既食メニュー:ラーメン(650円)
ネタ度:★★☆☆☆(星2つ)
 


そんなにガッツかなくてもご飯は逃げませんよ