2回目のチャーハン特集。今回は中華街と中華街以外のお店で美味しいチャーハンがいただけ、一品料理も店の名物になっているという店を紹介。
まずは、知る人ぞ知る、長者町の丁寧な姿勢で味を守り続ける名店から。
　

「龍鳳」のチャーハン

横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅から徒歩4分、イセザキ・モールにある「龍鳳」。
では、さっそくお店の中へ。
　

おじゃまします
　

いい雰囲気の店内
　

「龍鳳」に訪れたのには目当てのチャーハンがあり、店内のメニュー表にそのチャーハンを見つけた。
　

これ
　

想像しがたい味のチャーハン。目当てのこのチャーハンと五目チャーハン、それとチャーハンなら、ということで人気の餃子も注文。運ばれてくるのを待つ間、お店の諸々をオーナーシェフの方に伺うことに。
　

「龍鳳」オーナーシェフの楊（よう）さん

この店の界わいで育ったという楊さん。若いころから現在まで36年間、「龍鳳」の味を守り続けている。料理についてのこだわりは「時が経って色々なことに変化がありますけど、自分が身にした調理法で丁寧に心を込めて仕込み、料理する。それだけです」とのこと。
　

厨房ではチャオ開始
　

「龍鳳」では季節ごとの旬の食材を存分に生かした料理に力を入れているという。これからの季節だとタケノコを使った炊き込みご飯や、蒸し鶏との和え麺などがおすすめとのこと。
そうこう話していると料理が運ばれてきた。
　

五目チャーハン（840円）
　

シンプルな見た目ながら、普通のチャーハンと一風変わった食欲をそそる香りがする。
一口ほおばる。一噛み二噛みすると芳醇なシイタケとタケノコの香りが広がる。ふっくらパラパラに炒められたご飯は塩分も丁度よく、炭火焼きのチャーシューが旨みとコクを、細かく刻んだザーサイが塩気のアクセントと食感を出す。止まらず何度も口に運んでしまう驚愕のうまさ、五目チャーハン。
　

餃子（500円）

“サクッカリ”と丁寧に焼かれている餃子。皮から手のしで作る餃子は皮の食感、中のあん、その肉汁、焼き加減、その全てに「本物」の味がした。
これ、ビールで流したら幸せだろうなこりゃあ。
ここで目当てのチャーハンが運ばれてきた。
　

カキチャーハン（1500円）

小松菜とニンニクで仕上げたシンプルなチャーハンの上にカキ。ネギと一緒にあまからくコク深い味に炒められたカキの乗ったチャーハン。小松菜とニンニクのほのかな苦みのあるふっくらチャーハンに、あまからくコクの深いカキを軽く合わせ食べる。うまい。うまい。うまい。カキは10粒。それでこの価格は安い。火を通しすぎていないのでプリプリのやわらか食感も良い。とても、うまい。
　

プライベートで再訪決定ですな
　

衝撃のチャーハン2品でした。