昼から呑める店。前回の野毛に続き、座って健やかに呑める店を、今回は伊勢佐木町界わいから2軒紹介。それも24時間営業。いつ行っても呑めるときたわけです。
まずは、浪速（なにわ）の味も安く味わえる良心的なお店から。

たこ焼きもお好み焼きも煮込みも焼鳥もある「めりけん波止場」

イセザキ・モールの交差点にある黄色い看板。横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅から歩いて3分。24時間営業の安くておいしいと評判の店へ。
　

到着

　
生ビールと酎ハイが290円。焼鳥が80円からという看板が目に入る。
　

黄色い看板が隣のたこ焼き屋

　
このふたつの店が中で繋がっている。喉も乾くソースのいい匂いがするので早速中へ。
　

こちら
　

店内

　
こじんまりとした店内だが、居心地は悪くない。お店の方に話を伺いながら、まずはビールを注文。
　

ういっす生ビール（290円）
　

「めりけん波止場」オーナーの宇都（うと）さん

　
6年前、伊勢佐木長者町に「めりけん波止場」をオープンした宇都さん。関西出身の宇都さんは「関西にあるような低価格で美味しく呑める店、呑みたい時に呑みに行ける店っていうのを作りたかった」という店のコンセプトを話してくれた。
「土地柄、いろんなお客さんがくるからね、夜から呑み続ける人、朝まで働いてそれから呑みに来る人、分け隔てなく一杯やりたい人が安心して呑める店って、いいよね？（笑）」。
　

お店のルールはコチラ

　
昼夜問わず、ひとりで来るお客さんも多く、朝7時にはだいたい満席になるという。
ビールをいただいたところで宇都さんから「たこ焼きとお好み焼き食べるかい？　あと適当におすすめ出すよ」とのお言葉。
　

まずは焼鳥のモモ（上）と皮（各80円）

　
安い。専門店の味とまではいかないが、充分に酒の相手としては活躍する。「もう一本」と気軽に言える価格はうれしい。
　

ピリ辛もつ煮込み（390円）

　
お客さんの大半が注文するという煮込み。具はモツ・大根・人参に黒と白のこんにゃく。ピリ辛で少し甘めの味噌ベースのダシがビールを煽る。煮込みと焼鳥でビール、それも昼間から。ここまででまだ800円そこそこ。煮込みをビールで流し、ほろ酔いになったところで次のお酒を注文。

酎ハイ（290円）と梅干し（2個で50円）

　　
続けて目玉が到着。ソースとダシの匂いがたまらんです。
　

ダシにつけていただく明石焼き風たこ焼きと・・・
　

ミニお好み焼きのセット（セットで500円）
　

いただきやす

　
豚肉とキャベツがたっぷり入った、決してミニというほど小さくないお好み焼き。居酒屋で、鉄板で焼いた本格的な味のお好み焼きと一杯。至福の時間です。それも、昼間。お好み焼き、美味いです。
　

明石焼き風も
　

めっちゃうまい

　
関西の粉モノと、焼鳥や煮込みが一度に味わえる24時間営業の居酒屋「めりけん波止場」。
安くて贅沢な昼呑み、最高でした。
　

近くに姉妹店も