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横浜市西区のマンションで施工ミス? 傾いているといわれた住友不動産のマンションの住民の現状は?

ココがキニナル!

横浜市西区にある住友不動産のマンションが傾いており、住民の方が避難しているそうです。建築基準法違反の可能性もあるようです。現地レポートお願いします(たこさんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

市は違法建築と認定し、住民にも不安が広がっている。傾きの原因は杭が深くまで打たれていなかったためで、一部住民は引っ越しを始めている

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ライター:はまれぽ編集部

横浜市西区のマンションで、2014(平成26)年4月下旬、建物を支える杭の長さが足りないという施行ミスが見つかった。マンションを販売した住友不動産株式会社(東京都新宿区、資本金1228億500万円、従業員数1万1331人。2013 <平成25>年9月30日現在、連結)が公表。同社は「安全とは言い切れない」として住民に対して転居などを要請している。
 


施行ミスが見つかった横浜市西区のマンション

 


想定外? 誤認?



住友不動産によると、ミスがあったのは同社が2003(平成15)年に販売した横浜市西区の「パークスクエア三ツ沢公園」全5棟のうちのB棟。同社によると、B棟の棟同士をつなぐ「エキスパンドジョイント」という通路の手すりの一部がずれるというトラブルが多発していた。
 


手すりがずれていたと思われる部分

 
マンション販売開始から10年ということもあり、今年4月に住民でつくる管理組合が10年ごとの修繕の際に調査するように要望した。
これを受けて同社はマンションを設計、施工、工事、管理したゼネコン「熊谷組」ではなく、第三者機関に調査を依頼。5月に入って、マンションの基礎となる「基礎杭」の長さが不足し、「支持層」と呼ばれる強固な地盤部分まで達していない可能性が判明した。
 


不具合のイメージ図

 
このことから、杭が支持層に届いていないため、マンションを支えきれずに手すり部分にずれが生じたと考えられるという。

住友不動産広報部によると「現状では日常生活で揺れや傾きを感じるものでない」としているが「安全とは言い切れない」と説明。

このため、該当する棟の住民に仮住まいへの転居を要請。仮住まいの賃料や引っ越しに伴う費用は同社が負担し、6月に入ってから既に数世帯が引っ越したという。同社は「できるだけお客様・住民の方のご迷惑にならない対応をしたい」と話している。

一方、マンションを施工した熊谷組は「施工会社としての責任を痛感し、所有者・居住者ならびに関係者の方に多大なご迷惑と心配をかけた」とコメントを発表した。
 


熊谷組横浜営業所が入居するクロスゲート

 
住友不動産やマンションの管理組合によると、原因について当初、熊谷組は「東日本大震災の影響」と説明していたというが、今回「杭打ち工事の際、事前の調査からは想定できなかった支持層の急激な落ち込みがあった」と公表。
さらに「支持層の上に支持層と同種の土があったため、そこ(支持層)まで到達したと誤認した」と加えた。