中区吉田町の路上イベント「吉田まちじゅうビアガーデン」の楽しみ方を教えて!
ココがキニナル!
7・8月に吉田町本通りで開催される夏の夜のストリートイベント「吉田まちじゅうビアガーデン」を是非取材してください(tknyamaさん、くらんす@呼び捨て希望!さん、tokuさん、miyukidさん)
はまれぽ調査結果!
世界大会で金賞に輝いた「ベイ・ブルーイング・ヨコハマ」のビールのほか、音楽や世界各国のフードが味わえるイベントは8月23日にも開催!
ライター:はまれぽ編集部
うだるような暑い夏・・・。に欠かせないものと言えば、ビール! 「冬の寒い日にこたつで食べるアイスクリーム」と似ていて、カンカン照りの太陽の下で飲む冷たいビールは、また格別!
これこれ、こういうの!
そんなおいしいビールを中心に、おいしいお酒とフードが楽しめるイベントが7月と8月に1回ずつ、飲食店が多く集まる中区吉田町で開かれる。
イベントの名前は「吉田まちじゅうビアガーデン」。いったいどんな内容なのか、そして、どんなおいしいお酒が飲めるのか。実行委員の方にお話を伺った。
お話をしてくれたのは「吉田まちじゅうビアガーデン」実行委員長の松岡貞行さんと吉田町町内会副会長の吉田和正さん。
(左から)吉田さんと松岡さん
まずは「吉田まちじゅうビアガーデン」の歴史から。
2009(平成21)年に始まったこのイベントは、今年で6年目。最初は25店舗の参加だったが、新規開店などで徐々に出店者が増え、今年は40店が青空のもとでお酒やフードを提供する。
大道芸を集客につなげていた隣接する野毛とイセザキ・モールに挟まれた吉田町では同じ時期に「吉田町アート&ジャズフェスティバル」を開催し、街を盛り上げてきた。
吉田町は「お酒によるまちづくり」というコンセプトを打ち出している。フェスティバルでは「吉田町Bars' St.(バーズストリート)」というイベントに参加している飲食店が提供していたドリンクやフードが人気を博していたそう。
Bars' St.は毎年秋ごろ開催
当時は高層マンションがなかったため、「電車(近くを通るJR根岸線)からお祭りっぽい雰囲気が見えたら楽しいのでは」という町内会メンバーの発案がきっかけで、その人気のドリンクとフードを生かした夏祭りを開催することになった。
それが「吉田まちじゅうビアガーデン」の始まりだ。
「お酒のまち」だけあって、いわゆる普通のビアガーデンとは違う。
2014(平成26)年2月にチェコで行われた国際的なビアコンペで金賞に輝いた「ベイ・ブルーイング・ヨコハマ」の鈴木真也さんが提供する、イベント限定の「吉田町IPA(インディア・ペール・エール:ホップの苦みが効いたビール)」や、そのほかのドリンクが青空の下で楽しむことができる。
8月には別の限定ビールも予定!
アメリカ直輸入のビールが味わえる「アンテナ・アメリカ」からは
ビールだけでなく
おいしそうなホットドッグも!
バー「Ballel Pod(バレルポッド)」は、スタッフもノリノリで!
「おいしいカクテルあります!」
うなぎの「横濱 八十八」からは
キンキンに冷えた枝豆が
「サファリカレー」はタンドール(壺釜式オーブン)を持参!
焼きたてナンやカレーも味わえる
「お祭りだから」という理由で、通常の価格より低めで販売している店舗が多い。
フードも吉田町大通りにある飲食店だけでなく、裏手にあるの「おいしんぼ横丁」にも声掛けをしているため、ギリシャやトルコ、中華など各国の料理に加え、うなぎにベトナム料理など、さまざまな料理を堪能できるため、お酒が飲めない人や家族連れが気軽に立ち寄れるのも魅力だ。
いまや1日延べ1万人以上が足を運ぶという人気イベントとなったが、昨年は「音楽がうるさい」などの苦情もあり、110番通報もされたそう。
松岡会長は「そう言った声を真摯(しんし)に受け止めて改善した。今年はそのようなことがないように徹底する」と話していた。
さらに「ゆくゆくは野毛とイセザキ・モール、吉田町が合同でイベントができれば、もっともっと街が盛り上がると思う。ぜひ実現させたい」と将来の思いを語ってくれた。