横浜でクラフトビールが飲めるお店は? 関内編
ココがキニナル!
最近、横浜〜関内辺りで地ビールというかクラフトビールブームがきています。何軒あって、どんな特徴があるか気になる!(Dすけさん、bjさん)
はまれぽ調査結果!
横浜でクラフトビールが飲める店は30店ほどで、約半数の15軒が関内に。第1弾は「手作り」。横浜市内で2店しかない自社醸造所を持つ関内の店を紹介!
ライター:はまれぽ編集部
投稿にあった「クラフトビール」とは、小規模なビール醸造所でビール職人が精魂込めて造っているビールのこと。ビール職人が造り出す高品質なビールを「手工芸品(クラフト)」に例えてこう呼ぶ。種類は実に豊富で、職人の数だけ味がある。
本当に種類が多いクラフトビール
そんなビールを飲めるお店が横浜市内には30店以上存在するらしい。そのなかでも激戦区なのがJR根岸線関内駅エリア。このエリアには実に半数近い15店以上が日々、おいしいクラフトビールを提供している。第1弾は「手作り」をキーワードに、自社醸造所直送のビールが飲める老舗と、そこから独立した醸造師(ブルワー)が2012(平成24)年にオープンさせたお店の2店舗を紹介する。
「一番の鮮度と品質」でビールをお届け! 「横浜ビール」
まず向かったのは関内駅から歩くこと約7分の「横浜ビール」。オクトーバーフェストなどのビールイベントで、何度も取材に協力していただいており、横浜でクラフトビールを語る上では欠かせない存在だ。
1994(平成6)年にスタートした前身の「日本地ビール事業研究所」も含めると横浜では最古参の醸造所。地産地消をテーマに神奈川県産食材を中心に扱うレストランも併設しているので、家族連れでもおいしいビールと食事を堪能できる。
醸造所に併設するレストラン「驛(うまや)の食卓」
横浜ビールの特徴は、なんといっても1階の自社醸造所で作ったビールを2階のレストランで飲めること。竹内和人取締役は「輸送時間もほとんどないし、ビールが車で揺られることもない。できたて新鮮の一番いい状態で飲めます」と胸を張る。
ビールを仕込んでいる様子もガラス越しに見学できる
横浜ビールではホップの強い苦みと麦の甘さが調和した「ピルスナー」、アメリカンホップ特有の爽やかな苦みが心地いい「ペールエール」、華やかな香りと強い苦みが効いた「IPA(アイ・ピー・エー)」、苦みが少なくバナナやバニラを感じさせる芳醇な「ヴァイツェン」に加え、フルーティさと苦みのバランスが取れた「アルト」と柑橘系のアロマと苦みが絶妙にマッチしたオリジナルの「横浜ラガー」の6種類を定番商品として提供している。
(左から)IPA、ヴァイツェン、アルト、ピルスナー(グラス600円から)
注ぎ方にもこだわりアリ!
そのほか、不定期ながら季節限定で仕込んだ「特別ビール」が登場することも。綱島の農家・池谷光朗(いけのや みつろう)さんが生産した「幻の桃」と称される「日月桃(じつげつとう)」を使用した「綱島桃エール」を11月5日から提供していたが、16日(土)で売り切れてしまったという。
毎年売り切れる「綱島桃エール」
「綱島桃エール(グラス650円)」
毎年11月に発売なので、来年をお楽しみに!