ずんぐりむっくりのtvkのマスコット「カナガワニ」がマイナーチェンジしてるって本当?
ココがキニナル!
TVKのマスコットゆるキャラ、カナガワニ。細長タイプとずんぐりむっくりタイプがいるようです。違いはナニ?時と共にデフォルメされたの?(マンジンさんにキニナル)
はまれぽ調査結果!
泳げない、正直者、噛まれたら願いが叶う・・・いまやtvkの顔となった「カナガワニ」。細長とずんぐりの違いについては一言、「ステップアップ(笑)」
ライター:クドー・シュンサク
そこそこの期間はまれぽをやっていると、体のどこかしらに感じる取材前の「楽しそうだな」とか「大変そうかも」とか「ややこしくなるかな」といった勘が、およそは当たるようになってきている。その勘が当たらない時もあるが、それはそれでおもしろくていい。
tvkのマスコットキャラクターである「カナガワニ」についての取材。今回は取材前に「不自由なことが起きるんじゃないか」というのが、さらりそよそよ頭をよぎった。
カナガワニのデフォルメの経緯についてと、その勘の行方をどうぞ。
「モデルチェンジ(×)」「軌道修正(×)」「ステップアップ(○)」
「買い物番組」や「saku saku」や「妖精」の取材などで何度かお世話になっているtvk(横浜メディア・ビジネスセンター内)のある馬車道界わいへ。
おじゃまします
本日はこのワニがテーマ
今年5月から新番組「カナガワニ愛」(月~金曜日、午前6:55~7:00)も始まったtvkのマスコットキャラクターであり「顔」でもあるカナガワニ。いつ見ても目鼻立ちに、妙な違和感と変な愛着、大きく開いた口まわりに、半笑いと変な愛着がわく。結局、見る度に変な愛着が通り過ぎたり立ち止まったり。そんな、カナガワニのお話を伺うことに。
いつもの4階受付で挨拶をすませ、いつもお世話になっている編成部の副参事である近藤さんと、カナガワニの考案者である方と取材部屋へ移動。
では
ポスターが変わった「saku saku」も月~金曜日に絶賛放送中
まずカナガワニが作られた経緯から。今から2年前の、tvk開局40周年を迎える年、せっかくの記念に何かということで、社内企画としてキャラクター製作の話があがった。その際、CMやアニメ作品、グラフィックデザインなどを手掛ける株式会社ROBOTに声をかけ、約50体のキャラクターをデザインしてもらった。そこから社内選考をして10体にまでしぼる。さらに視聴者の方々に「総選挙」として、10体のうちからtvkのキャラクターにしたいと思うものを投票してもらい決定する運びに。
編成部副参事のお二人。近藤さん(右)と考案者の福原さんとお話を進める
そしてそして、総投票数2万票を越える中、キャラクター総選挙を見事にも勝ち抜いたのが、カナガワニ。ちなみにデザインは株式会社ROBOTの社員デザイナーの方によるもの。
これが選挙看板
キャラクターたちの集合写真
わかります。そう、ひとつ輝く鮮やかな違和感。この鮮やかな違和感こそが芸術でありユーモアでありガチンコ。黄色くてセクシーな人間がエントリーという現実。「コレが当選したらどうなるんだろう」という懸念も多少はあったと、おふたりは笑いながら話していた。
カナガワニの生態というか特徴といったところも聞く
カナガワニ。ワニなのだが泳げない「おかワニ」で、気持ちと見た目はマリンスタイルだが、やっぱり泳げない。そしてカナガワニに噛まれると幸せになれる、願い事が叶うという。これが、ハマでウワサの「噛み頼み(かみだのみ)」。
名前の由来は「神奈川を輪に」⇒「かながわをわに」⇒「カナガワニ」といった流れのメッセージが込められているという。
そろそろカナガワニの細長とずんぐりの違いについて尋ねる
時を経て、デフォルメされたのかというキニナル内容を伝えた。近藤さんは「ドラえもんみたいな話ね(笑)」と言い、「何かしらのモデルチェンジ?」「後から何かに気づいて軌道修正?」「なんとなくとか気まぐれ?」などの問いかけを、考案者である福原さん(ここまで、記事にできない話をいくつか展開済み)に遅いテンポで投げかけてみた。うなずく近藤さんを尻目に、福原さんは半笑いで、こう回答。
・・・・・・
「んまぁ・・・ステップアップってやつ(笑)」
近藤さん「ステップアップだねぇ」福原さん「(大笑)」
見た目が変わったことをステップアップ。まさかだが、適当に答えているのか。つじつまが合う表現でユーモアをこさえたのか。その両方か。それは聞かないことにした。
ステップアップって表現が、どうにもおもしろかったから。
「あれはステップアップ」
まだまだ言う。カナガワニが細長からずんぐりになったのは「ステップアップ」。