過去最多90種類のビール！

日本の国産ビール産業発祥の地である横浜。

その横浜で繰り広げられるビールの祭典「横浜オクトーバーフェスト2014」が3日（金）、横浜赤レンガ倉庫で始まった。
　

にぎやかな会場

　
「オクトーバーフェスト」は1810（文化7）年にドイツ・ミュンヘンではじまった世界最大のビール収穫祭。横浜では2003（平成15）年に始まり、今年で13回目。昨年は15万人以上がビールとおいしい料理に舌鼓を打った。

今年はミュンヘンのオクトーバーフェストにならって、会場内の装飾は緑をベースカラーとした。
　

緑に彩られたメインテント

　
また、今年はウッドデッキを設置し、本場の雰囲気に近づけた。メインテントの内外に計1950席を設置。19日（日）までの17日間で、昨年と同等の10万人以上の来場者を見込んでいる。入場料は高校生以上が300円。
　

今年新設したウッドデッキ

　
目玉のビールは「グラファルコヴァイス（500ml：1300円）」。1630（寛永7）年にドイツとオーストリアの国境近くの山間で創立された醸造所が作り出すバイエルン伝統のビールは、苦みが少なくフルーティな香りが特徴の白ビールだ。
　

オレンジのような香りが特徴的なグラファルコヴァイス

　
このほか、日本が平城京へ遷都して間もない725（神亀2、皇紀1385）年にベネディクト派（カトリック）の修道院が作り始めたとされる「ヴァイエンシュテファン」という醸造所の創設者の名を冠した「ヴァイエンシュテファン コルビニアン（500ml：1800円）」が登場。
　

最古の醸造所の一つ「ヴァイエンシュテファン」の「コルビニアン」

　
こちらは修道院ビールの特徴そのままに、チョコレートやカラメルのような風味があり、濃厚な麦芽の香りが楽しめる。

このほか、厚木市の「サンクトガーレン」がオクトーバーフェストのためだけに作った「プレミアムヴァイツェン500ml：1100円」など、会場でしか味わえないビールも多数登場する。
　

いろんなビールも料理も楽しめる！

　
オクトーバーフェストでは、ビール注文時にデポジット（預り金）として別途1000円が必要となる。デポジットについては、グラスを返却すれば返金してもらうこともできるし、気に入ったグラスがあれば持ち帰ることも可能。
　

個性的なグラスも魅力！