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電動車いすサッカーで、Yokohama Crackersが優勝し、日本チャンピオンになったと聞きました。どんなスポーツなの?とキニナル!ぜひ取材してください!(mimiaさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

電動車いすサッカーはまだまだ発展途上のスポーツだが、横浜クラッカーズは、クラブ員全てが一丸となって目標に邁進する素晴らしいチームだった。

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2014年10月20日

ライター:かわいよしひこ

電動車いすサッカー(英語ではPowerchair football)をご存じだろうか? 筆者はスポーツ全般、さまざまチェックするたちなのだか、今回の取材までその存在を知らなかった。そんな浅はかな知識ながら、取材を通して知った競技の面白さ、そして、取材をさせてもらった横浜クラッカーズというチームの魅力を大いに感じている。本記事でその一端に触れていただこう。



大阪で発祥した電動車いすサッカー

今回の質問は、横浜で活動をする電動車いすサッカー・チーム“横浜クラッカーズ”についてだが、チーム解説の前に競技について説明しておこう。

前身は、アメリカやカナダで行われていた重度身体障害者向けのスポーツをヒントに1982(昭和57)年に大阪で発祥。その後、競技人口の増加などに伴い、統括団体として「日本電動車椅子サッカー協会(JPFA:Japan Powerchair Football Association)」が1995(平成7)年に発足される。
 


日本電動車椅子サッカー協会のホームページ(http://www.web-jpfa.jp


2012(平成24)年度には全国で37チーム・389名(うち選手273名 審判会員47名 スタッフ会員69名)が協会に登録している。

競技は、その名のとおり電動車いすに乗って行う。選手たちの中には、自立した歩行ができない、また、上体や首の保持ができないほど重度な障害を持つ方もいるのだが、車いすに取り付けられたジョイスティック型のコントローラーを巧みに操作し、専用のバンパーでボールをさばき、得点を狙う。

大まかにルールをまとめたものが以下になる。
 


基本的なルールがこちら


ここまでの予備知識を得れば、おおよそのイメージがつかめたかもしれないが、実際に見てみると、予想を超えるものだった。その様子は後述する。

さて、本題の横浜クラッカーズに話を移そう。今回取材を申し込んだところ、定期的に行われている練習会が新横浜にある障害者スポーツ文化センター横浜ラポールで行われるということで、そちらにお邪魔して話を伺うことになった。
 


横浜国際総合競技場すぐ横にある横浜ラポール


練習前の時間をいただき、チームの監督・代表の平野誠樹(もとき)さん、キャプテンの三上勇輝さん(日本メドトロニック株式会社)、永岡真理さん(株式会社マルハン人事部CSR・障がい者スポーツ推進担当)、西川明男さんの4名が対応してくれた。

普段は会社員として働きながら、主に週末を利用して競技に参加しているそうだ。ちなみに、三上さんと永岡さんは現役の日本代表選手とのこと! 全国優勝も達成するほどの強豪チームなのだ。

 


チームを支える平野監督


頼れるキャプテンの三上さん

 

安定のプレイでチームを支える永岡さん
 

チーム随一のムードメーカー西川さん

 

真剣勝負をしたくてチームを設立

まずはチーム発足について平野監督に聞いてみた。
「もともと私が所属していた、電動車いすサッカー・チームYOKOHAMA BayDreamから1999(平成11)年に独立する形で立ち上げられました」

「今では、横浜連絡会として切磋琢磨しあう仲間であり、今年は一緒に選手権大会(全国大会)に出場しますが、当時のBayDreamはどちらかと言うと、レクリエーションの一環として活動をしていて、僕らは競技スポーツとして真剣勝負をしたかった。それで、同じ考えを持った選手たちと独立して立ち上げたのが、横浜クラッカーズだったんです。当時は私も選手だったのですが、2009(平成21)年から監督として活動しています」

チームの設立には、企業や国のバックアップがあるわけではなく、家族、ヘルパー、ボランティアといった方々のサポートによって実現するのが一般的だという。また選手募集については、横浜のチームの場合、主に横浜ラポールが練習所となっているため、横浜ラポール側が電動車いすサッカー教室を開くなど、その支援をしてくれたそうだ。

ちなみに、三上さんと永岡さんはその教室の出身者で、平野監督が小学校の低学年のころから彼らを指導している。現在は、ホームページやSNSでの宣伝、小学校でのデモンストレーションなどを行い、認知度を高め、選手も随時募集している。
 


横浜クラッカーズが横浜市立十日市場小学校の人権授業に参加した時の写真


競技を始めようと思ったきっかけは、友人からの紹介など、それぞれが導かれるように競技に触れ、4者に共通していたのは「1回見学に行って見て、すぐにその魅力にハマってしまった」ということだ。本気になってできるスポーツはなかなか存在しておらず、のめり込んでしまったという。

横浜クラッカーズの活動ペースは、基本的には毎週土曜日が練習日となっている。大会は、県大会、地域ブロック大会、全国大会など、年に何回か開催されており、その大会に向け日々練習に励んでいるそうだ。

ちなみに日本代表選手になると、大会とは別に代表の試合も出場しているという。横浜クラッカーズには、現在小学校6年生~60歳代まで、13人選手が在籍しており、スタッフ、ボランティア、ヘルパーなどのサポートによって運営されている。
 


チーム、スタッフの写真

 

 
劇的な逆転で全国制覇を達成

それでは、昨年達成した、クラブ創設2度目となった全国制覇について聞いてみよう。
大会の正式名は、『マルハンカップ第19回日本電動車椅子サッカー選手権大会』。各地区ブロックの予選を勝ち抜いた16チームが、抽選により対戦相手を決定し、トーナメント方式で試合が行われた。

2011(平成23)年に初優勝を達成したが、2012(平成24)年は優勝を逃していた横浜クラッカーズはリベンジに燃えていたという。そして、決勝まで勝ち進んだのだが、終了間際までリードされていたそうだ。その後の逆転劇について三上さんが振り返る。
 


試合中のせめぎ合い


「終了間際まで0-1で負けていたんですね。でも諦めずにプレーし、ロスタイムの本当に残り3秒で、真理さんからのクロスボールで僕が決めたんです! そのときの会場のざわめき感はすごくて、今でも覚えていますね! そこから延長戦となり逆転して勝つことができました。こんなことはなかなか起こることがないので、僕自身、自信にもなりましたね」
 


MVPを受賞した三上さん


そして、見事優勝を果たした横浜クラッカーズ。大会のMVPには三上さんが選出されたのだ!

ちなみに次回開催される全国大会は、グループ・リーグ制が設けられ、上位が勝ち抜けでトーナメントとなるそうだが、現時点で決まったグループ・リーグでは、横浜クラッカーズを含む、全国1位、2位、3位が同グループという、いわゆる死のグループになってしまったという。しかし、見事予選を突破し、連覇することを期待しよう。



キニナル次ページでは、当日の練習試合の様子を見学≫
 

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