横浜西口「ラーメン戦国」が「麺屋さくら」に変わった理由は?
ココがキニナル!
横浜西口の「ラーメン戦国」が突然看板を下ろし、内装などはそのままで、女性向けな印象の「さくら」という店に代わりました。どういういきさつで代わったのか調査していただけませんか。(たにけいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「ラーメン戦国」の実質的な運営者がラーメン業界を引退したため、お店が変わることになった!!
ライター:上村 翔
いつの間にか看板が変わったラーメン屋
横浜駅西口から徒歩3分。ドンキホーテの前にあった「ラーメン戦国」。
2011(平成23)年6月に、いつの間にか「麺屋さくら」に看板が変わっていた。
カウンター13席のみの小さいお店だったが、私の知る限りでは、15年ぐらい前から営業していて、いつもお客さんが入っている印象だった。
「ラーメン戦国」だったときの看板
なぜ、そんなに長く営業しているラーメン屋が、突然、変わることになったのか?
真相を確かめるために現地へ向かった。
横浜駅西口からドンキホーテ方向へ歩くと、左側に看板が見えてくる
メニューや味も変わったのか?
これが「麺屋さくら」だ。
看板の雰囲気が女性向けという印象だ
外から見ると、店の内装は「ラーメン戦国」のときと大きく変わっていないように思える。
新しいラーメン屋が出来たというよりは、名前を変えてリニューアルをしたという印象だ。
しかし、実際のところはどうなのだろう。メニューや味なども変わっているのだろうか?
麺屋さくらから出てきたお二人にインタビューをしてみた。
麺屋さくらのラーメンを食べ終えたばかりの二人
―ここは元「ラーメン戦国」ということを知ってましたか
知っています。戦国の時から食べにきています。
―何を注文したのですか?
ラーメンとご飯がセットのラーメンランチ(¥500)を注文しました。
―おいしかったですか?また、戦国の時と比べてどうですか?
はい。「戦国」のときと比べると少しあっさりした気がします。あとは、なにより値段が安くなりましたね。
お客さんの話では、「戦国」のときにはなかった「ラーメンランチ」というメニューがあるらしい。ラーメンの券売機のメニューを見てみると「醤油とんこつ」「塩とんこつ」「博多ラーメン」など、「ラーメン戦国」のときからのメニューが。しかし「油そば」や「ガチぶた」など、そのときには見たことのないメニューも増えている。
ラーメン戦国のときとメニューが変わっている
まずは実際に味を確かめるために、私もラーメンを食べてみることにした。
注文したメニューは肉厚のチャーシューが3枚も乗った醤油とんこつ味の「ガチぶた」(1000円)だ。
こってり・・・と思ったらあっさり!
「ラーメン戦国」のスープはベースが醤油とんこつだったが、こってりし過ぎず、かといってあっさりでもない、程良い味のラーメンだった。では、「麺屋さくら」になって、味は変わったのだろうか?
「ガチぶた」(1000円)。果たして味は変わったのだろうか
見るからにこってりしていそうなのだが、食べてみると「ラーメン戦国」のときと比べて、とてもあっさりした味に変わっていた。どうやら味も新しくなったようだ。
ではなぜ「ラーメン戦国」から「麺屋さくら」に変わったのだろうか。
我々は真相を確かめるべく、「麺屋さくら」の社長に直撃した。