横浜西口「ラーメン戦国」が「麺屋さくら」に変わった理由は?
ココがキニナル!
横浜西口の「ラーメン戦国」が突然看板を下ろし、内装などはそのままで、女性向けな印象の「さくら」という店に代わりました。どういういきさつで代わったのか調査していただけませんか。(たにけいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「ラーメン戦国」の実質的な運営者がラーメン業界を引退したため、お店が変わることになった!!
ライター:上村 翔
なんと!「麺屋さくら」の社長は女性だった!
事前に電話で社長にインタビューのお願いをしたのだが、なんと「麺屋さくら」の社長は女性だった。
ラーメン屋さんの社長が女性というのは意外だ。
その理由も知りたいと思い、インタビューの中で真相を確かめることにした。
奥にいる女性が社長の下川さん
―なぜ「ラーメン戦国」から「麺屋さくら」に変わることになったのですか?
簡単にお話すると、お店を運営する人が変わったからです。
―具体的にお聞きできますか?
少し複雑なのですが、お店自体の代表は以前から私ですが、「ラーメン戦国」のときは、私の古くからの友人が実質的なお店の運営をしていました。しかし、友人が引退するということで2011年5月に店を締めることに。
そこで今の場所でラーメン屋を続けたいと思い「麺屋さくら」という新しいお店を出すことになったんです。
―いまは「麺屋さくら」の運営をされているのですか?
はい。ただ、私はラーメンを作るノウハウがないので、既にラーメン屋としての経験があり、雑誌などのインタビューも受けたことのある職人を社員として新しく雇いました。その社員といろいろ試作や研究を重ねて、今のラーメンができました。
―では「ラーメン戦国」のときのラーメンは全く違うのですか?
はい。「とんこつラーメン」というのは一緒ですが、スープもチャーシューもすべて1から新しく作りました。もちろん、味は「ラーメン戦国」には負けない自信があります。お店の内装が変わっていないように感じるのは、券売機や、調理器具などを「ラーメン戦国」から譲ってもらったからです。
お店の中でインタビューさせていただいた
―お店が変わったことに対してお客さんの反応はどうですか?
何回か問い合わせをいただいたことはあります。お店まで来て「戦国じゃないなら帰ろう」という方もいらっしゃいました。しかし食べていただいたお客様には、「あっさりしていて食べやすい」と嬉しいご意見をいただいています。私が女性ということもありますが、その意見も参考にして、「ヘルシー志向の女性でも食べやすいラーメン屋」を目指すことにしました。
―最後にオススメのメニューを教えてください。
お腹いっぱい食べたい人にはやっぱり「ガチぶた」ですね(笑)。女性には「博多ラーメン」がオススメです。また「女性でも食べやすいラーメン」を目指すために、今、夏向けに「コラーゲン入りの冷麺」を試作しています。今夏中に発表する予定です。
それ以外にも、いろいろ新しいメニューを考えていますので、楽しみにしていてくださいね。
取材を終えて
ラーメン激戦区の横浜駅西口近辺。
「ラーメン戦国」が「麺屋さくら」に変わった理由は、お店の実質的な運営者が変わったからだった。「ラーメン戦国」ファンの方にはショックかもしれないが、ぜひ一度「麺屋さくら」のラーメンも食べてみてから判断してみてほしい。
また、「女性でも食べやすいラーメン」を目指しているとのことなので、女性の皆さんも一度足を運んでみてはいかがだろうか。
―終わり―
◆麺屋さくら(閉店しました)
住所/神奈川県横浜市西区南幸2-7-4
電話番号/045-324-3033
営業時間/11:00~23:00
定休日/無休