2016年1月に横浜アリーナが閉館するって本当?
ココがキニナル!
2016年1月12日に横浜アリーナが閉館するらしいけど、その真相は? 周辺飲食店への影響は? 地震が起きた場合、帰宅困難者はどうなる?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
開業以来初の大規模修繕のため6月30日まで閉館。周辺飲食店も売り上げへの影響は想定済み。帰宅困難者が発生した際は一切開放しないわけでない
ライター:はまれぽ編集部
半年間の休業
コンサートやイベントだけでなく、横浜市の成人式会場などとして多くの人に利用されてきた横浜市港北区の「横浜アリーナ」が2016年1月12日から長期休業に入る。
横浜アリーナが休館?
横浜アリーナは1989(平成元)年4月1日に開業。こけら落としを行った松任谷由実をはじめ、美空ひばり、矢沢永吉ら、そうそうたる歌手がステージに立ち、2014(平成26)年7月には累計来場者が4000万人を突破した。
25周年の際には出演者からお祝いのメッセージも
多くのアーティストがステージを彩った
休業の真相を横浜アリーナ総務部の矢野修司(やの・しゅうじ)部長と寺田秀治(てらだ・ひではる)総務課長に聞いた。
矢野部長(左)と寺田課長。横浜アリーナの「宣伝担当」ヨコアリくんをはさんで
矢野部長によると、休業は開業以来、初めての大規模改修工事によるものだという。横浜市では毎年、横浜アリーナで成人式を行っているが、式は例年通り実施する。工事はその翌日から6月30日までを予定している。
成人式は横浜アリーナで!
横浜アリーナは、これまでも定期的な点検を行ってきたが、1回の公演につき8000~1万2000人ほどを集める会場ではトイレなど使用頻度が高い。
工事では配水管のほかにもロビーやスタンド席を改修したり、案内表示を誰もが利用しやすい「ユニバーサルデザイン」にする予定。また、照明器具をLED(発光ダイオード)化し、省エネも目指す。
外壁などは一部先行して工事を実施
寺田課長は「壁一面を使った案内板なども検討している。安全で、利用者にとって使い勝手の良い施設にしたい」と話していた。