2011年横浜の花火大会はどんなものがあるの?
ココがキニナル!
東日本大震災の影響で横浜でもいくつか中止になった花火大会がありますが、今年、横浜で行われる花火大会はどんなものがありますか?(宇田川さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
17日神奈川新聞花火大会、20日鶴見川花火大会という2つの大きな花火大会のほか、八景島では10~15日と20日に花火ショーがあります!!
ライター:吉澤 由美子
夏の夜は花火!!
今年は東日本大震災の影響で中止された花火大会も多くて、残念に思っている花火ファンも多いはず。
そんな中、横浜では、横浜・八景島シーパラダイス「花火シンフォニア~がんばろう日本~」、「第26回神奈川新聞花火大会」、鶴見川サマーフェスティバル「鶴見川花火大会」が行われる。
3つとも東日本大震災の復興や被災された方の追悼を目的に加えた花火大会だ。
事前情報をチェックして、夏の風物詩、花火をたっぷり堪能しよう!
水族館や遊園地で遊んだ最後のシメに花火
横浜・八景島シーパラダイス「花火シンフォニア~がんばろう日本~」
8月10日(水)~15日(火)、20日(土) 20:30~ 2500発
八景島は、水族館の奥にある湾の出口にある堤防で花火があがる
開催日が多いので、スケジュールをたてやすいのも八景島花火の魅力だ。
20:30からの約10分程度という短い時間に、2500発もの花火があがる濃いめのプログラムで、音楽とシンクロして打ちあがるところが見どころ。
観覧場所は、シーパラダイス内のボードウォーク。
八景島入島や花火観覧自体は無料だが、花火特別観覧席がついたワンデーパスやトワイライトパスもあるので、水族館や遊園地でたっぷり遊んだ後、最後に特等席で花火を楽しむこともできる。
他に、屋形船などで海から花火を観覧できるプランもある。
花火が打ち上げられる場所は、八景島のマリーナがある湾なので、そこが見える場所であればどこからでも観覧できる。
音楽に合ったタイミングで炸裂する花火に気分も上がる
今回の花火は、タイトルに「~がんばろう日本~」と入っており、追悼花火の打ち上げのほか、復興支援として東北で製造された花火も一部使用されるとのこと。
横浜港の夏といえばやっぱり 第26回神奈川新聞花火大会
8月17日(水) 19:00~ 約6000発
夏を彩る横浜港の代名詞ともいえる神奈川新聞花火大会。
横浜・みなとみらい21地区の臨港パーク前面海上で、約6000発の花火が打ち上げられる。
なお、打ち上げられる花火は被災地東北から花火師を招いて、東北で制作されたものとのこと。
神奈川新聞花火大会は大玉が楽しみ!身体いっぱいに音と光を楽しもう
また、今年は花火観覧に有料エリアが設けられている。
ここ数年、臨港パークなどに集客可能上限を超える観客が来場し、安全確保が難しくなっていたことに加えて、今年は中止になった花火大会が多く、この神奈川新聞の花火大会に例年以上の集客が見込まれるため、安全を最優先にとられた措置だ。
臨港パークと新港パークが入場制限エリアで、ここに入場したい場合は事前申し込みの花火鑑賞券(有料)が必要。入場時に専用のシートが渡されて、それで場所をキープするので、シート持ち込みは不可となっている。
この入場券は2000円とやや高額に感じるが、半券は現代アートの国際展「ヨコハマ トリエンナーレ」の入場券と引き換えることができる。しかも、トリエンナーレの3会場を全て見ることが可能で、開催期間中の11月6日(日)までいつでもOK。さらに、3会場を別の日に見ることもできるお得なチケットだ。
なお、チケットの売り上げから経費を引いた利益分は全てを被災地の復興支援に使われる。
いまのところ、まだ席には余裕があるとのことだ。
尾を引く菊に飛び回る蜂などが組み合わさったスターマインは大迫力
有料エリア以外での観覧場所では、大さん橋も迫力のビューポイント。
ただ、当日の大さん橋は入場制限が行われるので、くじらのせなか(屋上)で花火大会を観覧するためには、大さん橋ターミナルが発行する「整理券」が必要だ。
この「整理券」は、当日午後1時より、ターミナル2階ロビーの正面玄関前で3000枚配布される。
なお、代表者が複数枚のチケットを受け取ることはできないので要注意。
他に、山下公園、港の見える丘公園、ランドマークタワー展望台スカイガーデン、象の鼻パーク、横浜マリンタワー、外人墓地などからも見ることができる。
少し遠いが、野毛山公園やポートサイド公園あたりもねらい目だ。
また、クルージングやレストラン、ホテルなどの花火観覧プランもまだ若干空席がある模様。
五島トラベル花火大会特等席
http://www.gt-net.co.jp/kokunai/hanabi/hanabi/index.html
当日は、高速道路も含めて大規模な交通規制がある。
規制予定時間も、17:30~22:00と長く、自転車の乗り入れもできない。
駐車場に車をとめてしまうと、規制解除になるまで身動きが取れなくなるので公共交通機関を使うようにしよう。
最近は、なんらかの飾りを描く型ものと呼ばれる花火も人気。土星やハート、アンパンマンなどもある