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亀の剥製の捨て方をシュールに動画で伝える横浜市一般廃棄物許可業協同組合の「ごみ男くん」とは?

ココがキニナル!

横浜市一般廃棄物許可業協同組合が捨て方に悩む物の捨て方をyoutubeで実演しているそう。亀の剥製の捨て方を実演し小芝居を挟みシュールである。なぜ始め、笑いを取りにいっているかなどキニナル(だいさん)

はまれぽ調査結果!

横浜市一般廃棄物許可業協同組合は、分別方法が分かりづらいゴミの仕分けをシュールで真面目な「ごみ男くん」が市民に分かりやすく動画で伝えていた

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ライター:すがた もえ子

ゴミの分別というと、判断に困ることもよくある。
そんなゴミの分別を分かりやすく、しかもシュールな感じで教えてくれる動画があるらしい。
さっそくキニナルにあった「横浜市一般廃棄物許可業協同組合」の動画を見てみると、たしかになんだかシュールな感じだ。



まずはどんな動画か見てみよう



動画共有サイトのYoutubeで「横浜市一般廃棄物許可業協同組合」と入力すると、ゴミの分別動画がいくつも表示される。
 


検索したYoutubeの画面
 

投稿にあったカメの剥製の動画はこちら※クリックすると動画が再生されます

 
たんたんと進行される分別方法の説明、笑っていいものかと一瞬考えてしまうシュールさ。だけど動画の作り手としては、いたってまじめにやっているような感じもする。
 


今回の主役はこの方だろうか?

 
全動画の出演者は同じ男性で、キックボードやブレーキシューなど毎回ちょっとマニアックなゴミの分別方法の説明がされていく。カメの剥製の動画はというと・・・
 


カメを撫でるところから始まる

 
座布団やライターなどは分かるけど、キニナルにもあった「カメの剥製」など、ちょっと変わった物を紹介している。なぜ剥製、そしてカメなんだろう。
詳しいお話を伺うために、動画を配信している横浜市一般廃棄物許可業協同組合に向かうことにした。



横浜市一般廃棄物許可業協同組合とは



横浜市一般廃棄物許可業協同組合の事務所は横浜市中区不老町にあった。
 


ビルの入り口
 

6階が横浜市一般廃棄物許可業協同組合の事務所だ
 

今回ご対応いただいた皆様

 
左から横浜市一般廃棄物許可業協同組合理事菊池鉄男(きくち・てつお)さん、株式会社デスポ営業部課長久保田誠一(くぼた・せいいち)さん、横浜環境保全株式会社管理本部総務部主任福田亮(ふくだ・りょう)さん、横浜市一般廃棄物許可業協同組合理事吉竹英隆(よしたけ・ひでたか)さん。

横浜市一般廃棄物許可業協同組合は1972(昭和47)年9月12日創立。組合では粗大ごみ収集や事業所片付け、引っ越しごみなどの大量ごみの回収を行っている。組合員は一般廃棄物収集運搬業許可業者59社で、組合員保有車両が637車両ある。

扱っているゴミは、主に一般家庭から出る家庭系、店舗・会社・官公署などの事業活動から生じる事業者系ごみの一般廃棄物だという。
一般廃棄物の処理実績としては、可燃ゴミ26万2757トン(収集したゴミを焼却工場に搬入した分)、不燃ゴミが898トンとなる(2014〈平成26〉年度・横浜市調べ)。
 


ゴミのイメージ画像(経済産業省HP配布素材)

 
なぜ分別動画を作ろうと思ったかきっかけを菊池さんにと伺うと「分別品目や分別内容を市民の皆様に分かりやすくお伝えするためです」とお答えいただいた。


それにしてもカメの剥製とは品物がマニアックすぎではないかと尋ねると、実はそういう分別に困るような物を選んで動画にしているとのこと。

「うちの組合にも市民の方から分別に困ったゴミについてのお問い合わせがあるんです。問い合わせのあったものを中心に選んでいるので、ピンポイントで捨て方に困っている方にしか、その動画をご覧いただけないかもしれませんね」という。
 


チャイルドシートは粗大ごみへ分別

 
なるほど、問い合わせがあったものを中心にしているからあんなにマニアックな物が選ばれているのだ! そういった理由により再生回数が伸びない動画もあるものの、それはそのゴミの分別を必要としている方が多くないためで、傘やCD・DVD、プラケースなど、捨て方が分かりづらい物の動画はよく検索されているという。