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横浜のココがキニナル!

海老名市の中央図書館が気になる。世間的には蔵書見直しの問題やカードの問題が取り上げられています。館内の雰囲気や市民以外でも気軽に入れる感じかなど、実際の使い勝手を調べて。(ハムエッグさん/たこさん)

はまれぽ調査結果

海老名市立中央図書館はスターバックス併設やライフスタイル分類など従来にない個性を持った図書館。一度訪問して、自身で見聞されることをお勧めする

ライター:松崎 辰彦 (2015年12月17日)

いま話題の図書館

小田急線海老名駅から歩いて7分。海老名市文化会館や海老名市商工会議所といった建物のある一角に大きく堂々とそびえているのは、現在話題の海老名市立中央図書館である。
 


海老名市立中央図書館

 
2015(平成27)年の10月にリニューアルオープンしてまだ2ヶ月あまり。それまで2011(平成23)年~2013(平成25)年と図書館の窓口業務を民間委託して市民サービスに務めてきた海老名市は、より市民目線に立ったサービスを期して民間業者に指定管理(公共施設の管理を民間業者にまかせること)を依頼、建物内部も改修されて新たな船出となった。

しかしながらこの31万冊を擁するという図書館は、現在多くの物議を醸している。

いわく「独特の分類法が分からない」「公立図書館としては不適切な図書がある」「重要な郷土資料が廃棄されかねないので、もう一つの市立図書館である有馬図書館に引き取られた」──等々。

既成概念にとらわれず、新しい図書館像を打ち出すべく奮闘した結果、世間一般の認識と思わぬ齟齬が生じたということか。“出る杭は打たれる”日本社会で新奇な試みは何かと抵抗も大きい。新聞やインターネットに書かれていることはどこまで本当なのだろう。
 


海老名市立中央図書館までの地図(画像提供:海老名市立中央図書館)

 
ともあれ、実際に足を運んで内部の空気を吸い、利用者の表情を観察するまでは、何も言うことはできない。かくしてはまれぽとしては異例の海老名市内の取材となった。

本来ならはまれぽの取材エリア外。しかし今回は、話題の図書館がキニナる読者もおられようし、あるいはみずから足を運んだ方もおられるやもしれぬとのことで、特例としてこのテーマを取り扱うことになった。ご了解されたい。



海老名市立中央図書館を訪れる

駅から歩いて7分は結構、距離がある。駅前という表現は当てはまらない。周囲に目ぼしい商店街など見当たらず、散歩ついでにちょっと、という図書館ではないことがうかがわれる。
 


駅を降りて歩く

 
遠くから眺めると、堂々たる外観の一角に目を引くものがある。いくつものテーブル、そして椅子。カフェテラスが併設されているのである。事前に知らされていなければ「本当に図書館?」と首を傾げよう。
 


 

テーブルと椅子がある

 
いよいよ中に入ると、左手には颯爽とスターバックスコーヒーが営業している。これがこの図書館に多くの人を惹きつけ、今回の話題の中心ともなっている売り物の一つである。周辺のテーブルにはおいしそうなケーキを口に入れ、コーヒーをすすりながら本を読む老若男女。ジャズのようなBGMも聞こえる。図書館というよりブックカフェと呼ぶにふさわしい。
 


中へ入ろう
 

スターバックスが営業している
 

ここが図書館?
 

商品を注文した人だけがテーブルに座れる

 
そして周囲には大量の書籍や雑誌。これらは売り物だ。つまりここは図書館でありながら、書籍の販売も行っているのである。このあたりも従来の図書館像を超えた特徴と言える。
 


 

 

 

 書籍や雑貨なども販売されている

 
1階はほとんど販売スペースだが、奥に行くと図書室スペースがある。そこでは貸出用書籍と販売用書籍が向き合い、互いを牽制するように書架に納まっている。混ざらぬはずの水と油を敢えて一つのビンに詰めたような不思議な光景である。
 


床に目印
 

販売用書籍
 

貸出用書籍
 

貸出用(左)と販売用がニラみあっている

 
 
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