「くらやみ坂」の名前の由来は?
ココがキニナル!
戸部の方にある「暗闇坂」の名前の由来を調べてください。(安西さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
いくつか説があり、残念ながらハッキリとは分かっていないが、今回の取材では源頼朝にまつわる「鞍止み坂」説が有力な印象だった!
ライター:田中 大輔
「くらやみ坂」は西区役所からほど近い場所にある坂で、保土ヶ谷宿と戸部村の往来に使われた“保土ヶ谷道”の一部だ。
なんだか気味の悪い名前が付いているが、歴史をひも解いてみると、開港直後から神奈川奉行所の刑場が坂の近くに設けられていたというから、なんとなく納得してしまう。
もしかしたら、そのイメージから「暗闇坂」と名付けられたのかも、などと思いながら、まずは現地へ向かってみた。
坂の入り口には「保土ヶ谷道」であることを示す看板が
この日は天気が悪かったこともあって、人通りはあまりなかった
坂はカーブしながら登る、そこそこ勾配のある道。
距離はそれほどなく、現在は生活道路として普通に使われているようだ。
周囲には民家のほか、公園や市立西中学校がある。
ちなみに、刑場は西中学校の場所にあったと言われている(異説もある)。
坂の真ん中辺りには、「くらやみ坂」と書かれた石碑が建っていた。
なぜか坂の下でも頂上でもなく、中腹にある石碑
あれ? 「暗闇坂」ではなく「くらやみ坂」とひらがなでの表記になっている。
これは名前の由来のヒントになるのか・・・。
道沿いに立つ街灯の名前も「くらやみ坂」だ