お色気全開? 再開した弘明寺の「みうら湯」に突撃!
ココがキニナル!
みうら湯再開したらレポをお願いします(羽後人さん)/4/1に休業から再開。羽田空港から弘明寺へのインバウンド観光も考えているのか(ハムエッグさん)
はまれぽ調査結果!
新たに炭酸泉を設置。営業時間、入浴料、会員制度、入浴制度が変更に。入浴券付き切符は販売しているがインバウンド需要は現在想定していないそう
ライター:万田 ケサトシ
※本記事は2016年4月14日掲載時の内容のため、現在の料金やサービスついては直接施設へお問合せください。
どうも~! はまれぽライター2年目の万田です。
みなさまのおかげで2年生に進級することができました。本当にありがとうございます!
今回は編集部から「万田さん、脱げますか?」という新年度スタートにピッタリな依頼を受けたので早速・・・。
出し抜けに大変申し訳ございません。さて、今回の調査依頼先である「みうら湯弘明寺店」が2016(平成28)年4月1日に営業再開したということで一肌脱いで参りました。
和風な佇まい
リニューアルオープン前、2015(平成27)年3月の様子
京浜急行線・弘明寺駅から歩いて約10分。住宅街の中に現れた「湯」と書かれた大きな看板。京急の高架橋のすぐ真下にある。
植栽も華やか
ライター・万田、普段はシャワーのみの生活なので、足を伸ばすことができる温泉や銭湯などへの思いはひとしお。エントランスに一歩一歩近付くにつれ、お風呂への期待感が高まる。
新築の香りがしますね~
扉が開き、一歩館内に足を踏み入れると開放感たっぷりなとても明るいエントランスホールに出迎えられた。
お忙しい中ありがとうございます!
取材に対応してくださったのは副支配人の小椋七恵(おぐら・ななえ)さん。開店前の準備中にいろいろなお話を聞かせてくださった。
みうら湯弘明寺店は2003(平成15)年にオープン。当時は海洋深層水のお風呂を推していたそう。その翌年に天然温泉を導入し、2008(平成20)年から天然温泉一本に。
地下150メートルから温泉が湧いている(クリックして拡大)
みうら湯の泉質はナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉で、コーヒーのように真っ黒なお湯の色。
効能があるといわれているのは神経痛・筋肉痛・打ち身・冷え性・慢性消化器病・慢性婦人病・疲労回復・健康増進など。ちなみに同施設と同じ南区中里にあり、過去に取材した中里旅館の温泉とは泉質が違うようだ。
1年間の休業でどこが変わったの?
館内に変更点が掲示されている
1年の休業を経てリニューアルオープンとなったが、その多くの期間は真上を走る京急の橋脚の耐震補強工事に充てられたそう。
キニナル施設内の変更点は、営業時間・入浴料・会員制度・入浴制度の4点。そして浴室には新たに炭酸泉が誕生した。
営業時間は1時間短くなり、会員制度は廃止されたが、料金は平日大人(一般)が850円から600円となり、250円プライスダウン。施設が新しくなり炭酸泉に天然温泉にサウナもあって600円とは嬉し過ぎるお値段。
交通系ICカードも利用可能
ここで小椋副支配人は「今回の変更で、終日入り放題から一浴制になったので、何度も出入りしたいという方にはご不便をおかけしますが、値段も安くなったので、近所の銭湯感覚でお使いいただきたいです。また、入館料はなく入浴しなくてもほかの施設は利用できるので、食事やリラクゼーション、ヘアカットなど、日常利用でご来館いただければ幸いです」とおっしゃっていた。
館内の施設をふら~り
フロアマップ。高架下なので細長いつくり(みうら湯HPより)
お食事処も充実
まずは温泉に入らせてもらう前に館内を見学。お食事処の「みうら亭」では自家製ハンバーグやカレー、ラーメンなど誰からも愛されるメニューがある。さらにワンコインメニューや本日のオススメ定食なども。
分煙されている88席でゆったりと
アルコールも豊富なラインアップでビールは缶、瓶、生と喉の渇き具合に合わせてセレクト可能。サワー系は350円、ホッピーセットは400円と「のんべえ」にはたまらない値段設定。居酒屋や定食屋のようにも利用できそうだ。
とてもキュートなネイルのお姉さん
そして、ネイルサロンもありますよ! リニューアル前からご近所の奥様方に人気があったそうで、今回はまつげエクステも登場! 万田は疎い分野だが、小椋副支配人によると100本4500円と価格設定はけっこうリーズナブルとのこと。
ネイルにまつ毛をキメたら、お次はヘアースタイル! こちらのカットサロンには女性の理容師さんがいらっしゃるので、顔剃りをオーダーする女性客も多いのだとか。
久々に剃ってもらいたいなぁ
このほかバリ式エステ、あかすり処、ほぐし処とリラクゼーションも充実している。それでは、さっそく浴場のれんをくぐって中に入ってみましょう!
万田、生まれたての姿に!?
毎週月曜日にチェンジ!
みうら湯の浴室は「さっぱり湯」と「しっとり湯」に分かれ、1週おきに男女が入れ替変わるので両方を楽しむことができる。万田がおじゃました日の男湯はしっとり湯でした。
両湯の違いは浴槽の形状や、さっぱり湯には「うたた寝湯」、しっとり湯には「ミストサウナ」があるという点。ぜひ2つのお風呂を楽しんでみてほしい。
さっぱり湯の様子
ロッカー数はたっぷり約190
これよりしっとり湯のレポートへ参りましょう。脱衣場に入るや否や感じたのが「ものすごくキレイ」の一言。リニューアルしたばかりというのもあるが、みうら湯ではスタッフの方が1時間に2回、浴室と脱衣場を巡回し清掃を行っている。
整いました
あまりにもピカピカだったので、万田もピュアな気持ちで生まれたての姿で挑もうとした。・・・が、みうら湯のロゴ入りオリジナルタオルをご用意していただいたので、使わせてもらうことに。この様なタオル収集もさまざまな温浴施設を巡る楽しみのひとつですね~。
レアなタオルです
実はこのタオル、通常販売しているものではなく、京急線の各駅で販売されている「弘明寺みうら湯きっぷ」という乗車券とみうら湯弘明寺店入場券のセットに付いてくる特典(5月8日までの限定販売)。ちなみに、このタオルは200円で館内でも販売されている。