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某深夜番組にも登場した「萌える」ミニチュア専門店に突撃!

ココがキニナル!

「マツコの知らない世界」で話題になったミニチュア専門店「イクスタン」。行ってみたら予想以上に萌える別次元ワールド(栄区かまくらさん)/鎌倉駅西口広場の時計台にiPhoneらしきものが!(soraさん)

はまれぽ調査結果!

ミニチュア専門店「イクスタン」は、老若男女夢中になれる“小さな本物”がそろっていた。時計台のiPhoneはソーラーパネルだった。

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ライター:カメイアコ

まだ小さな年のころ、「ドールハウス買って!」と玩具店のウインドーを指さして母親にねだったことがある。高いからダメとか大人が楽しむものよと言い聞かせられ、結局買ってもらえることはなかった。それからライター・亀井にとって、ドールハウスやミニチュアの世界は憧れの対象になっていった。それは大人になった今も。



夢の続きを見られるミニチュア専門店



JR鎌倉駅東口から徒歩5分。丸七商店街の通りの一番奥にミニチュア専門店「イクスタン」が見えてくる。

 

東口から近く(Googlemapより)
 

イクスタン、IKUSTAM
 

こちらがオーナーの星南子(ほし・みなこ)さん
 

看板息子のウルトラマンもミニチュアサイズ
 

ボードに書かれている「私ウルトラマンの身長は本当は40mです」の情報に相当面食らった。ウルトラマンってそんなに大きかったのか。

2014(平成26)年にオープンした同店の営業時間は、正午から午後6時までの6時間だけ。
オーナーの星さんは物心ついたときからミニチュアに心を奪われ、ミニチュア歴=ほぼ年齢というコレクターだ。星さんの父親が洋酒のミニボトルの収集家で、その影響を受けたという。

 

開店当初、自分のコレクションを飾り、販売するのが目的だった
 

「現在は主にアジア圏からミニチュアを仕入れています。オープンから2年でもう10回は買い付け旅行に行き、最高で160kg買ってきたことがあります」

 

この小さなものを160kgも!!
 

亀井、編集部・小島ともに終始かわいいーと感嘆していると、「いいでしょ、ぜひ(ミニチュアの世界に)ハマって」と星さん。

 

これ、ハマっちゃう気持ち分かるなぁ
 



ミニチュアの魅力とは



現在、同店では星さんが幼少期から集めていたコレクションと、海外で買い付けたものを販売している。価格は1つ数十円からと手に取りやすく、老若男女楽しめるのがミニチュアの魅力だ。

 

「実際に使ったり食べたりできるところ」
 

これが星さんがミニチュアで一番の魅力を感じているところだそうだ。本物の塩やゴマの入った小瓶が売られていたり、あの有名なお菓子のミニチュアバージョンも売られているのだ。

 

ダベラレルヨ
 

「このまえ、これで熱燗やりました」
 

実際に使えるミニチュアキッチンは、蝋(ろう)で火をつけ、焼いたり、煮たり、ゆでたり、本物のキッチンと同様の調理ができる。完成する料理はもちろんミニチュアサイズ。

 

このおちょこを使ったそうだ
 

お味はどうでしたか、の質問に、「うーん、味わえるほど入ってなかったわねー」とのお答え。そりゃそうですよね。

「実際に食べられるミニチュアもあるし、本物と同様に使えるものもあるけど、もったいないから自分ではあまり使用しません。『使えるけど、食べられるけど、でも使わない』こういう点もミニチュアの魅力だと感じています」

 

2016(平成28)年2月放送の『マツコの知らない世界』でミニチュアの世界を紹介
 

「テレビってすごいのね。全国各地から問い合わせがあり、客足も増えました。テレビに出てよかったことは、ミニチュア好きの潜在人数が意外と多いということを知ることができたことです」

 

ミニチュア好きは男女問わない
 

共通の趣味を持つ人が意外と多く、男女問わないというところにミニチュアの素晴らしさを再確認したという。

「人形を持参してミニチュアと比べて購入されるお客様も多く、以前、店内に2時間いらっしゃった方もいましたよ」

 

飲食関係者もディスプレー用のミニチュアを買い求めに来店
 

ライター・亀井もミニチュア初心者ながら1時間は余裕で楽しめると感じた。一つひとつ手作りされているので、とても繊細で細かく忠実に再現されている。1個ずつじっくり眺めたくなるほど、精巧で美しいのだ。芸術と言っても言い過ぎじゃないくらい。2時間いたお客さんの気持ちが分かるなぁ。