9日まで行われる『スマートイルミネーション横浜』はどんなイベント?
ココがキニナル!
10月9日まで象の鼻テラスを中心に行われてる『スマートイルミネーション横浜』ってどんなイベントでしょうか?(小僧69さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
『スマートイルミネーション横浜』は、消費電力を抑えながら都市の景観を美しくするイベント。作品に込められた思いを知ることで、より一層楽しめます!
ライター:吉澤 由美子
節電の夏がやっと終わって、本格的な秋の到来とともに、横浜に美しい夜景が帰ってきた。
7日(金)~9日(日)には、象の鼻パークを中心にした『スマートイルミネーション横浜』が加わって、よりキラキラした夜を楽しめる。
象の鼻テラス入口にあった『スマートイルミネーション横浜』のポスター
『スマートイルミネーション横浜』は、省エネルギーと都市観光アートの融合を目指したプロジェクト。
使用エネルギーの小さなLEDやろうそく、そして既存の照明に色を加えたアートなどで横浜の街を彩る。
今回のイベントは、日本大通り、象の鼻パーク、山下公園通り、元町商店街のあちこちに光のアートが展示されているので、気持ちのいい秋の宵に、横浜の街を散策しながら次々現れるイルミネーションを楽しめる。
象の鼻パークがカラフルな光にあふれる
ワークショップやナイトピクニックといった参加型のイベントも種類が豊富で、光を運ぶ、木立に≪ひかりの実≫をみのらせるというイルミネーション自体に積極的にかかわるプログラムもある。
≪ひかりの実≫は期間中、次々に増えていく。地面に置かれた光もきれい
初日の7日には、準備の進む15時半に象の鼻テラスで、参加アーティスト等による「スマートイルミネーション・シンポジウム」が行われた。
エネルギー使用を抑えたライトアップ
東日本大震災を受けて、かつてないほど省エネルギー技術に対する期待が高まっている今、それにふさわしいプロジェクトとして新しい夜景演出を目指す『スマートイルミネーション横浜』。
象の鼻テラスが行っている「公共空間で展開するアートプロジェクト」の一環として開催されている。
入口に置かれたソーラーパネル。これでライトアップの電力をまかなう
シンポジウムは、「公共空間における環境共創型夜景演出」がテーマ。
アーティストがライトアップ作品について解説し、省エネ時代の夜景演出を提案する「スマート・イルミネーション」の可能性についてパネルディスカッションが行われた。
大きなスクリーンを背に行われたシンポジウム
『スマートイルミネーション横浜』の参加アーティストは7組。
象の鼻テラスで行われたシンポジウムには、そのうち3組のアーティストが参加した。
象の鼻テラスのアートディレクター、岡田勉氏の司会でシンポジウムはスタート