「ハマの永遠番長」三浦大輔さんが就任した横浜DeNAベイスターズスペシャルアドバイザーってなに?
ココがキニナル!
昨季限りで現役を引退した三浦大輔さんが横浜DeNAベイスターズのスペシャルアドバイザーに就任したそう。いったい、どんなことをするの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
「野球」「横浜」「横浜DeNAベイスターズ」を軸に活動を展開。メジャーリーグなどを視察して球団にフィードバック。横浜のまちづくりにも貢献
ライター:はまれぽ編集部
帰ってきた番長!
2016(平成27)年9月30日、横浜DeNAベイスターズの一つの歴史が終わりを告げた。
25年の長きにわたってチームをけん引し続けた「ハマの永遠番長」三浦大輔(みうら・だいすけ)投手がユニホームを脱いだ。
最後は背番号と同じ18回、ハマスタを舞った
その番長が球団に帰ってきた。最後のマウンドから3ヶ月以上経った2017(平成29)年1月27日付で、球団が新設した「スペシャルアドバイザー(SA)」に就任。同日、球団事務所で就任式が行われた。
トレードマークのリーゼントは健在!
就任式には岡村信悟(おかむら・しんご)球団社長も同席。「横浜の象徴として活躍をつづけた三浦さんこそ、ふさわしい。契約できたことを嬉しく思う。チーム一筋だった三浦さんと、新しい関係を築いていきたい」と話した。
横浜の象徴として球団に「復帰」
SAとしての三浦さんの役割は「野球」「横浜」「横浜DeNAベイスターズ」という3つの軸から、球団が標榜する「スポーツ×クリエイティブ」をコンセプトとした「横浜スポーツタウン(YST)構想」を進めていくこと。
YST構想の起点となるのが3月オープン予定の「THE BAYS」
具体的には、子どもと野球の未来に貢献することを目的に、球団主催の野球教室への参加のほか、教育機関やアマチュア野球の現場視察を通して魅力的な野球環境の構築を目指す。
球団創立5周年には神奈川県内72万人の子どもにキャップを配布した(C)YDB
チームに対しては米・メジャーリーグをはじめ、野球のみならず国内外のスポーツを三浦さんが直接視察し、フィードバック。これによって「野球をきっかけに集い、コミュニケーションをとれる場所」を目指す、球団の「コミュニティボールパーク」化構想をさらに推し進める。
さらに、球団内だけでなく、YST構想に基づいて、横浜のにぎわいづくりにも積極的に関与していくという。
球団内外にかかわらず幅広い活動が期待される三浦SA