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キリンビール横浜工場の「ビールづくり体験教室」のビールは本当においしくできるの? ~ビールづくり編~

ココがキニナル!

結構な頻度で行われているキリンビール横浜工場の「ビールづくり体験教室」。素人が作ったビールってどんな味になるの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

初めての参加でも1日かけて専門家が指導してくれる。おいしくできたかどうかは6週間後に再レポート!

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ライター:田中 大輔

はまれぽでもこれまでにお伝えしてきたとおり、さまざまな企画でビールファンを楽しませてくれるキリンビール横浜工場。
 


いつもお世話になっています
 

その中のひとつに、「ビールづくり体験教室」がある。名前の通り、参加者たちが自分の手でビールを作る体験ができるという人気の催しで、以前もレポートした。

今回はビールづくり体験の様子から、実際に約6週間後、参加者の手元にオリジナルビールが届き、その味を楽しむところまでを密着レポート。その第1弾、先日キリンビール横浜工場で行われた「ビールづくり体験教室」の様子をお届けしよう。



参加困難!? 高倍率の人気イベント



このイベントは、毎週土曜日・日曜日および第1水曜日に定期的に行われているもの(そのほかに、臨時休講の場合あり)。4~6名のグループ単位での申し込みが必要で、参加費はビール代や当日の昼食代なども込みで2万円となっている。
 


参加者は、横浜工場内の建物に集合して体験スタート!
 

無料で楽しめる工場見学とは違って参加費の必要なイベントだが、それでも7倍から10倍ほどの倍率で、抽選になるほど人気を集めているそうだ。

自分たちで作ったビールは体験後、発酵や各種検査を経て、およそ6週間後に手元に届けられることになっている。体験教室に参加したその日だけでなく、その後の1ヶ月半をワクワクしながら過ごせるところも、このイベントの人気の秘密なのかもしれない。
 


完成したビールはオリジナルボトルに入れられて届けられる
 

取材に訪れたこの日は、なんと1633回目の開催。6人のグループが5組集まり、ビールづくりに挑戦した。



ビールづくり、前半戦スタート



横浜工場に集合した参加者たちは、まずは座学でビールづくりに関する簡単な説明を受ける。造るビールをピルスナー、ボヘミアンピルスナー(キリンビールでは「横浜ビアザケ」の通称で呼ばれる)、ボック、黒、赤の5種類から選ぶことができるというのも、この教室の特徴。

例えば、ビアザケは苦みが強い、赤は軽めの口当たり、ボックは重厚など、それぞれに味わいが違うので、グループごとに1種類、どのビールにするか話し合って決める。
 


まずはお勉強。どのビールを作るかもココで決める
 

キリンビールのスタッフによると、手作りの場合は同じ種類のビールを選んだとしても少しずつ違った味になるそうだから、そこもまた手作りの楽しみになりそうだ。

説明を受け、どのビールを作るか決まったら、教室に移動して、いよいよ作業に移って行く。それぞれのグループに経験豊富なビール造りのプロがインストラクターとして付くので、初心者でも安心してビールづくりを楽しむことができる。
 


グループごとにエプロンを付けて、いざ開始
 


キリン自慢のベテラン講師が各グループに付きっきり
 

まずは、大きな鍋にお湯を張り、その中に麦芽を入れて煮込んでいく。こうすることで、麦芽のデンプンを糖に変化させていくのが目的だ。

意外に力と根気のいる作業だが、合間合間でインストラクターがビールに関する知識を教えてくれたりするので、和気藹々(あいあい)とした雰囲気。
 


楽しみながら、麦芽をグルグルかき混ぜていく
 

例えば、ビールの種類によって使われる麦芽の種類が異なるが、元はすべて同じ二条大麦なのだそうだ。乾燥時の熱の掛け方によって、ピルスナー麦芽やカラメル麦芽などに分かれていくんだとか。

そんなマメ知識に感嘆の声を上げながら作業は進み、糖化が上手くできたら、大きな装置に麦汁を入れてろ過していく。
 


味見中。麦芽を煮ただけなのに甘くなる不思議!
 

ちなみに、こうしてろ過されて最初に出てくるのが、キリンの代名詞でもある「一番搾り」麦汁だ。
 


ろ過装置にドロドロの麦汁を移し換えていく
 


こちらが抽出された一番搾り麦汁
 

午前中は、ろ過した麦汁に“ビールの魂”とも呼ばれるホップを投入して作業終了だ。
 


みんなでホップを添加して、午前中の作業はおしまい