キリンビール横浜工場の「ビールづくり体験教室」のビールは本当においしくできるの? ~ビールづくり編~
ココがキニナル!
結構な頻度で行われているキリンビール横浜工場の「ビールづくり体験教室」。素人が作ったビールってどんな味になるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
初めての参加でも1日かけて専門家が指導してくれる。おいしくできたかどうかは6週間後に再レポート!
ライター:田中 大輔
工場見学の理解度もアップ!
午前の作業後に、工場敷地内のレストランでランチを楽しんだ参加者たち。この教室のプログラムには工場見学も組み込まれていて、午後の作業に入る前に工場へと出発していく。
ガラスの向こうで行われている作業は、自分たちが体験中のもの
工場見学の内容は、通常の見学ルートと同じ。2016(平成28)年10月に見学ルートを一新した際に導入されたプロジェクションマッピングなどの “キリン名物”とも言える趣向を凝らした工場見学を楽しむことができる。
実は体験が行われる教室も見学のルート上にある
体験後に見学することで、普段なら説明を聞いて「ふーん、そうなんだ」という専門的な内容が、「あ! コレ、さっきやった作業だ!」と納得できるので、より楽しめること請け合いだ。
工場見学を堪能した一行は、再びビールづくりの作業へ。ランチ中にインストラクターたちが煮詰めてくれていた麦汁は、なんだかおみそ汁のようなブラウン系の色合いに。
作業再開時には、麦汁はこんな感じの色に
このまま引き続き煮沸を行うことで、ホップの成分を抽出したり、決められた濃度になるように調整を進めていく。
また、「ワールプール」と呼ばれる不溶物を沈殿させる作業も行う。麦汁をグルグルとかき混ぜることで、溶解しないホップなどを中央に集めてしまうという工程だ。
みんなで糖度を計測中
一心不乱にグルグルするワールプールの作業
ここまでくると、作業も終盤戦。先ほどまで熱を加えていた麦汁を、今度は所定の温度まで冷やすことに。ここで冷やし過ぎてもダメなので、温度計で発酵タンクの中の音頭を見ながら、麦汁を発酵タンクに移し替えながら冷やしていく。これで、「ビールづくり体験教室」の作業工程は終了。
このタンクで発酵を進め、完成に向かっていく
この後、インストラクターの手によって酵母が添加され発酵を開始。完成の日を待つこととなる。
取材を終えて
一通りの作業を終えた参加者は、ビールで乾杯して1日の労をねぎらい合う。
キリンからは参加者全員に受講の証である認定証が授与され、いよいよ全行程が終了。
作業後の一杯は格別!
とは言え、まだ完成したオリジナルビールを味わっていない参加者たち。これから6週間後、つまりこの日の参加者の場合は7月上旬にビールを受け取るまでが「ビールづくり体験教室」だ。
自分たちが作ったビールを参加者はどんなシチュエーションで飲むのか。思ったとおりの味になっているのか。その様子は、ビールができる約6週間後に改めてお届けする予定なので、お楽しみに。
―6週間後に続く―
神々の雫さん
2017年06月30日 18時17分
ホップたっぷりのオールモルトビアなど、グループごとのリクエストに応えてくれるのかな?
sho-shoさん
2017年06月07日 07時03分
この体験は工場見学した時に気になっていました。ぜひ参加してみたいです。