あの懐かしのファミコンをもう一度! 反町の「とある店長の秘密基地」に突撃!
ココがキニナル!
初期のファミコンが楽しむことができるカフェやバーを紹介してください。横浜市内のレトロゲームバーを探してください。(ラーメン編集長・あらしさん)
はまれぽ調査結果!
反町の「シムス・ホリック」をご紹介! ゲームはできないが懐かしのカセットやゲーム機などに再会できます。
ライター:はまれぽ編集部
なんだかゲーム業界が騒がしい。マリオのコスプレをしてカートを運転している人たちが出現したり、MMがFFになったり。ファミコンミニが発売! で、直ぐに発売中止! で、スーパーファミコンミニが発売するかも! と噂になったり・・・
懐かしのドラクエ1!!!
とはいえ、昭和50年代~60年代に少年時代を送った世代にとって、ファミコンといえば、えんじ色と白色(クリーム色)のハードであり、スーパーマリオ2であり、ボンバーマンであり、ドラクエであり、少年誌といえば、コロコロコミック、コミックボンボンであり、少年ジャンプである。
はまれほ、だって! (ぽ)は、ドラクエ1では入力できないのだった
今回はそんなファミコン原理主義者たちというか、ただのファミコンレトロ主義者たちのために、反町駅から徒歩3分くらい、サブカルバー「とある店長の秘密基地~シムス・ホリック」を紹介。
頑固おやじたちがきっと感涙する、クラシック・ファミコン画像満載の記事をお届けするので、最後までお付き合いのほどを!
ではでは!
反町へ! ビーダッシュジャンプ!!
で、無事着地したのは、あの「中島家」さんや「人魚」さんでお馴染み東急東横線「反町駅」。改札を出て右手へ直進。あの自由すぎるようなカフェバーをチラ見しながら、線路の方へまっすぐ進む。でストップ。右手に注目! 「シムス・ホリック」の看板発見! 2階へ突撃!
やってる、やってる
階段途中の壁にキニナるもの発見!
コレコレ、あったねこういうの、持ってた持ってた!
いざ! ドアをノックして店内へ。で、いきなりカウンターの上のバーコードバトラーと目が合い、オーナーと挨拶を交わす前に、そのまま店内を物色したく店内ぐるぐる、マジカルミステリツアーを決行!
バーコードバトラー! にまずは一目惚れ!
ゲーム&ウオッチ「ポパイ」や「ドンキーコング」に「ミッキー」!
「悪魔城」も良いけども、「謎の村雨城」もあったよね
PCエンジンってカトちゃんケンちゃんだよな
では、お待たせいたしました、インタビュー開始。
お話を聞いたのは、河野修佑(こうの・しゅうすけ)さん(35歳)
サブカルバーを始めたのは、2013(平成25)年12月。それまで勤務していた焼肉屋が閉店することになり以前から考えていた「80年代~90年代に少年時代を過ごした人たちが楽しめるバー」をオープン。はじめの2年間は、知人と共同経営という形で店舗を運営。その後2015(平成27)年6月より独立。只今、祝!2周年目。
みんなで作るみんなのお店! はまれぽも同じ!
「自分はいわゆるオタクでして(笑)。 はじめは自宅にあるコレクションを店に持ってきて並べていました。そのうち自分と同じような趣味のお客さんが、ゲームやアニメ、コミック、フィギュアなど、いろんなお宝グッズを持ってくるようになって。現在に至るという感じです」。
そうそう高級アルバムです!!!
チョコ捨てるやついたよね!
自分の部屋にある収集品を店に持って展示していく。バーに来たお客さんが、展示品を見て、そういえば家にアレがあるじゃん! と自分のコレクションを持って店に再訪。自然と店に収集品が集まってくる。懐かしい思い、せつない思い、いろいろな思い出が充満したお店が完成する。
どれもこれも、もともとは誰かのお宝
みんなのお宝はみんなのもの! 精神満載の店舗
改めて、店内を見回すと!
ガンダム、マクロス、エヴァ関連のフィギュアや漫画。ゴンタ、ポケットザウルス・・・! ゲーム&ウオッチ、マルチスクリーン、ゲームボーイ、などなど。
懐かしいアイテム満載です。 いろんな商品が店内の至るところで見ることができる。
とはいえ、絶対に!
ファミカセデザインのショップカード!
棚にディスプレイされたカセットたちなど
どうみてもファミコン推しでしょう!?
ここのバーのメインはファミコンですか? とオーナーさんに聞いてみる。
「もちろんファミコンへの思い入れは人一倍ありますが、この店はファミコンバーではありません。サブカルバーを目指していて、みんなで作る店みんなのお店、を作っていた結果、お客さんの中で一番盛り上がるのが『ファミコン』でして。何も言わなくても自然とお客さんが結構レアなカセットとか持って来てくれたりして、ファミコンが中心になってきてはいます」
すげぇー、往年の名機がぞろぞろ出てきた!!!
動作確認はしてないよ(笑)。ジャンクだよと、オーナー
こちらのお店はファミコンやゲームで遊ぶことができる、ゲーム・バーではない。また、いわゆる『三丁目の夕日』的な昭和レトロをテーマにした居酒屋やバーでもなく、「ご主人様おかえりなさい」的なメイドカフェ系でもない。
1980年代~1990年代に青春を過ごした世代が楽しむことができる、みんなで作るみんなのお店を運営していたら、ごくごく自然にファミコンが、お店の中心になってきたということのようだ。うん、この世代の一番人気やはり「ファミコン」強し! ですね。
それでは店主のファミコンベスト3を聞いてみた
任天堂、ナムコ、ジャレコ、タイトーなど、棚に並べられたカラフルなファミコンカセットを眺めていたら、なぜだか、祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり、と小学生の時に暗記させられた高尚な詩を思い出す。おいおい、なんでスペランカーと平家物語が結びつくんだよ! このお店の思惑にまんまとハマってきているんだな。
とかなんとか、ファミコンベスト3! 河野俊介35歳。
では、いきます! いきなりの第1位は・・・
1位「ロックマン2」
2位「ドラえもん」
3位「くにおくんシリーズ」
店長がこのファミコンカセットを選んだ理由が知りたいはまれぽ読者はお店へGO! きっととっておきの攻略法や裏技を伝授してくれるはず! また恥ずかしがらずに、色々質問するべし! きっと優しく教えてくれるぞ! (すみません、なんだかコロコロコミック調になってしまいました)
欲望を抑えていたのにもかかわらず、懐かしさのドーパミンが、やりたい、というアドレナリンに変わってきた。ああ、もうダメだ。というタイミングで店主から甘いお言葉が!
「お待たせ致しました。ちょっと見てみますか? ファミコン」
「線がつながるかどうか分かりませんが(笑)。特別です」とオーナーの河野さん。
わーい! はまれぽの為に、特別にファミコンの電源をオンにしてくれました。
綿棒でお掃除して、ふっふーふ、てするんですよね
で本当はお店にあるファミコンカセットのキニナルゲーム、全部の画面を見たかったんですけども、そこは、記事スペースなども鑑みて、駆け足でゲーム画像をご紹介。